夏は、花火大会にお祭りと浴衣を着る場面が多かったと思います。
しかし、みなさんは浴衣を着た後はどうしていますか?
クリーニングに出す方も多いかと思いますが、2016年夏は一味男になろうぜ!
ということで、浴衣使用後のケア方法を紹介します。
脱いでそのまま母親任せなのは、そろそろ卒業しませんか?
まずはハンガーに通し、1日外干し(風通しのいいところなら室内でも可)をして汗などの匂いを取ります。
和服ハンガーが跡もつかず好ましいですが、ない場合は衣服ハンガーや突っ張り棒等でも代用できます。
洗う前に、シミの確認をしてピンポイント処理をしましょう。
食べ物のシミ→部分洗い専用洗剤をかけておく
汗やホコリのシミ→中性洗剤の原液をかけ、汚れを落ちやすくする
クリーニングに出すのが早いですが、自宅でも洗えますよ。
生地によって洗い方が異なるので洗濯表示に注意しつつ、屋台グルメでつけてしまいがちな食べ物シミをケアしてください。
浴衣の素材別ケア方法は下記です。
洗濯用ネットに入れ、洗濯機の弱流で洗います。洗った後はしっかりとシワを伸ばしてから干します。
洗濯機で洗うと、麻の性質上かなり縮んでしまいます。呉服屋等の専門店またはクリーニングに出しましょう。
綿と同じように洗えますが、ややくたびれてしまいます。気になる方はクリーニングに出すのをオススメします。
衿の芯がよれないように、衿の部分を2本どり木綿糸であらくしつけをかけておきます。
次に浴衣を着る際に、よれがなくきれいに着れるので面倒な作業ですが、このひと手間が後で活きてきますよ。諦めずに頑張り辛抱強い男になるのです・・・!
その後の手順は下記です。
⑴3つ折り(袖たたみ)にをして洗濯用ネットに入れる。袖たたみとは、背縫い部分を折って合わせ半分にたたみ、丈を交互に3つ折りにする簡易たたみのことです。
⑵ネットに余裕があるとシワの原因になりますので、ぴったりになるようにたたみ浴衣の大きさに合わせたネットを使用しましょう。
この時お湯は使わず水を使用します。
水の温度が高いと浴衣の色落ちや縮む原因になってしまうので注意。
⑶洗濯が終わったら日陰でハンガーにかけ干します。この時浴衣を裏返し、シワを伸ばし、型を整えましょう。
品質表示に記入されている温度に従ってアイロンがけをします。基本的にドライを使用します。プリントや柄によっては直接アイロンを当てられない物もあるのでその場合は、当て布または裏からアイロンをかけるようにしましょう。
アイロンがけが終わったら、もう一度ハンガーにかけ熱が冷めるのを待ちます。
本たたみをしていたとうし(着物用の紙)や専用の布に包んで収納します。
参照元:http://item.rakuten.co.jp/shiori-ya/c/0000000187/
動画でチェックしたい人はこちらをチェック!
帯は基本的に洗えません。
そのため乾いたタオル等で汗などの汚れを拭き取り、ハンガーにかけてから日陰に干します。
その後、当て布をしてアイロンかけをしてから浴衣と一緒に収納します。
下駄は風通しのいい場所に置き湿気をとった後、乾いたタオル等で汚れを拭き取り、箱に乾燥剤を入れ収納します。
浴衣は性質上手間がかかってしまいます。しかし、ワンシーズンでも多く使うためには必要なことなんです。
動画でチェックしたい人はこちらをチェック!
ちょっとばかし手間がかかりますが😌💦、決して安くない浴衣を、一度着たきりでダメにしてはもったいない!
来年、再来年と着れるよう正しい手入れ方法をして、花火大会やお祭り等のイベントで盛り上がりましょう!
浴衣の手入れをきちんとできない男は、彼女との別れ方も雑ってことやで・・・!