彼女ができて、あるいは同棲するようになって、女性の生理に驚く男子は少なくありません。実際、「彼氏、生理のこと知ってくれ〜」と切実に願っている女子の多いこと……。生理について理解を深めれば、彼女から一層愛されること間違いなしです。生理で知っておきたいことをチェックした上で、彼氏としてどんなことができるか考えてみませんか?
生理はかなり個人差があるものです。女友達や姉妹が生理中も元気に動き回っているからといって、彼女がそうとは限りません。とても軽く、生理が来ても大して生活に支障がない場合もあれば、本当に身動きが取れないほどしんどい人もいることは覚えておきたいところです。
女子は多くPMS(月経前症候群)に悩んでいます。どういった症状が現れるかについては、個人差がかなりありますが、一例として月経前に頭痛や胃痛、イライラ、無気力、倦怠感といった身体・精神的不調が挙げられます。
イライラしてしまう人が多い印象にありますが、PMS由来の感情はコントロールできないとされ自己嫌悪に陥る女性が少なくないため、期間中は彼の理解力が問われるかも。お互いのために、あるいは彼女に「嫌な自分を見せたくない」という気持ちがあるなら意思を尊重して、生理中は距離を置くのも選択です。
女子でも知らない人が多いかもしれませんが、PMSの他にPMDD(月経前不快気分障害)というものがあります。生理前に自分自身、おかしくなってしまう感覚に戸惑ったり、食欲や眠気に異常をきたしたりと、混乱してしまう場合も。
薬を処方してもらうことで緩和されると思うので、もし怪しいと思ったら、精神が安定している非生理期間中に「PMDDっぽい」と伝えてあげても良いかも。
同棲生活を始めた男子は、彼女の出血量に驚くことが圧倒的に多いです。中には、何事かとパニックになり救急車を呼ぼうとする人も……。ただ、男子の想像より血の量が多いだけかもしれませんので、まずは彼女に打診しましょう。
同棲する前は、ベッドを汚してしまうかもしれない不安から、お泊りデートを断るかもしれません。単純に引かれるのは不安なのか、恥ずかしくて見せたくないのか彼女の心理を探りつつ、「大丈夫だ」と伝えたり、お泊りデートのキャンセルを怒らないようにしましょう。「ある程度覚悟を決めていても来るものがある……」という本音を漏らす男子も結構いらっしゃいますが、絶対に彼女の前で引いた様子を見せてはいけませんよ!
重い人は、あまりの激痛や動いたら溢れ落ちそうなほどの出血量、堪え難い睡魔によってベットから起き上がれないことがあります。生理で、あるいは言い出せなくて体調不良で彼女がデートをドタキャンした際に、怒ってしまう男子が少なくないようですが、生理不順でない場合に、おおよそ月1ペースで生理が来るので、うまく察して労ってあげられたら良いですね。
ちなみに、もともと旅行の予定が入っていると、ほとんどの女性はキャンセルせず強行してしまうようです。かなり無理をしている可能性があるので、顔色などを見つつ、休みを多く入れたり、ゆったりとしたデートプランに変えたりできると惚れ直してしまうかも。
女子も他の女子と生理についてあまり話さないため、自分が重いのか、普通なのかわからないことが多いです。男子の目から見ても、あまりにも酷そうに見えたり、生理周期が不安定すぎて心配になるなら、婦人科に誘導することも視野に入れましょう。
生理が重い場合に、4人に1人程度と言われる子宮筋腫や、10人に1人程度と言われる子宮内膜症を患っている可能性も……。できれば早期発見するに越したことはないので、場合によっては自分も同行して連れて行くくらいの覚悟をした方が良いかもしれません。病気を放置してしまうリスクよりも、取り越し苦労の方がずっと良いですよね。
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