オシャレな写真を撮りたいけど、一眼を買う余裕はない!
そんな時に活躍するのが使い捨てインスタントカメラの「写ルンです」。今回は購入から基本的なお店での現像、データ化の話、綺麗に撮るコツ、自撮りのコツなどを紹介します!
使い切りのインスタントカメラで、撮影枚数は27枚。現像するにはカメラ屋さんに持って行く必要があります。
デジカメのように撮った写真を確認することも出来なければ、チェキのようにその場で現像もできません。なんと発売は1986年。まだスマホどころか携帯で写真も撮れなかった時代に重宝された昔ながらのカメラです。
このようにレトロなカメラが今、再び注目されている理由は、“誰でもオシャレな写真が撮れるから”。ちょっと粗目の画素が、まるでフィルターをかけたような写真の仕上がりになって、日常風景がをモく切り取れるんです!
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では、その使い方を学んでみましょう!
コンビニや家電量販店、カメラ屋さんなど、身近な場所で袋入りで売っています。通常の「シンプルエース」と、水深10mまで使用可能な防水機能付きの「水に強い写ルンです」の2種類。どちらも27枚撮りです。用途に合わせて購入しましょう。
本体を買えばすぐに使用可能。フィルムは要りません。
最初に巻き上げダイヤルを止まるまで巻いてください。これは1枚撮影ごとに毎回行います。
ファインダーを覗き込み、指がレンズに被っていないか、フラッシュが必要じゃないか確認します。
もちろんフラッシュも対応可能。使う場合は、フラッシュスイッチを上にスライドさせましょう。ランプが点灯すれば使用OK。
あとはシャッターを押すだけ。撮った写真は現像するまで見れませんし、失敗しても取り消せません。今しかないその時を後悔なきよう切り取りましょう。
27枚撮りきったら現像へ。写真にしてくれる「プリント」か、スマホ転送かCD焼き付けの「データ化」が選べます。
スマホからインスタなどにすぐにアップしたい場合は、「スマホ転送」でのデータ化を。PCでの作業メインの方は、「CD焼き付け」でのデータ化をお願いしましょう。
明るい場所でも日光が当たらない場所ではフラッシュを。
屋内外どちらにせよ、一見明るい場所でも日光が当たらない場所だと逆光になってしまうので、要注意!
腕を伸ばしきらないとどちらかが見切れてしまいます。また二人の距離が離れていると、どちらかがピンボケに。
被写体が遠すぎるとピントがズレて、ぼやっとした写真になってしまいます。また真ん中にピントが合うようになっているので、写したい物は真ん中に設定しましょう。
いざ現像してみて、逆光だった、指が入っていた、ピンボケしてた……そんな失敗も写ルンですの醍醐味。それも全て「エモい」雰囲気に昇華してくれる魅力があります。
普段と違った思い出作りに、写ルンですを持参して、特別な写真を撮ってみるのはいかがでしょうか?
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