GWに遅寝遅起きで生活リズムの乱れた大学生や社会人の皆さん、10連休もあと少しで終了です。正直めちゃくちゃ辛いですよね。休み明けに寝坊なんてしたら大変ですし、なんとか起きられても日中眠いし…。
そこで今回は、乱れた生活リズムを正すために役立つ方法を紹介します! 残り少ないGW中に実践して、GW明けを乗り切りましょう。
せっかく早起きできても、家を出るまでに時間が余ってしまうと、「もっと寝れたな…」なんて思ってしまいませんか? 結局、ギリギリに起きて毎日バタバタと支度をする羽目に。
そんな人は、早起きする「目的」を作るのがオススメ。 勉強をする、運動をする、といった意識の高い目的はもちろん、NetflixやYouTubeを観るでも、早起きするモチベーションになればOKです! 特に動画を観て夜更かししてしまう人は、朝に鑑賞時間を設けるといいかも。
よく言われていることですが、朝食を食べることで体内時計がリセットされ、脳やからだが目覚めます。朝食を抜くと、エネルギーが不足し、倦怠感や集中力低下の原因にもなるので要注意。
ちなみに朝食で特に摂取するべきなのは、体温を上げて代謝をよくしてくれる「タンパク質」だそう! 牛乳や豆乳を飲んだり、卵や納豆、チーズを主食にプラスしたりするだけなら、忙しい朝でもカンタンにタンパク質を摂取できます。
早朝から昼過ぎにかけて太陽の強い光を浴びると、翌日の体内時計が朝型にシフトする「光位相反応」という現象が起こります。普段より早く起きた次の日の朝も早く目が覚めるのは、この影響なんだとか。
つまり、朝起きたらまずカーテンを開けて、しっかり太陽光を浴びることがポイント! せっかく早く起きても暗い部屋の中にいては、もったいないですよ。時間に余裕があれば、外に出て軽い運動をするとなおよいでしょう。
逆に夜間に浴びる光が多いと、体内時計が後ろ倒しになってしまうといわれています。特にスマホやパソコンのディスプレイからは、ブルーライトと呼ばれる体内時計に強く働きかける光が出ているそう。寝る前にネットサーフィンをしたり、ゲームをしたりするのは控えましょう。
胃の消化活動が終わっていない状態だと、なかなか熟睡できず、睡眠の質が低下、早起きしづらくなってしまいます。夕飯は寝る2〜3時間前までに済ませるべきです。
もし、忙しくて夕飯を食べそびれた…。お腹ぺこぺこで逆に眠れない…。といった場合は、消化にいいものを食べるようにしましょう。食物繊維や脂肪が少なく、やわらかく調理した料理がオススメです!
寝る前についつい嫌なことを考えてしまい、寝付けなくなったことはありませんか? 脳にストレスを与えて眠りの質が低下する原因にもなるので、睡眠前はその日にあった「いいこと」だけを考えるようにしましょう。
もし反省すべき点などがあったなら、ベッドに入る前か、気持ちのスッキリしている朝に整理したほうが、感情的にならないので効率的です。
早起きの習慣は、短期間では身につきません。休日も、なるべく平日と同じ時間に起きるのがベスト! たった2日の寝だめでも、体内時計は夜型に戻ってしまうそうです。
とはいえ、1週間の仕事の疲れで、身体が睡眠を必要としているときもありますよね。そんなときは夜の睡眠に影響が出ないよう、午前中に「昼寝」をしましょう! 一旦起きて太陽の光を浴びてから、90分以内の仮眠を取る程度なら問題ないようです。
一般的には、早寝早起きの生活リズムに慣れ体調が安定するまで、3週間ほどかかるといわれています。少しずつ時間を早め、完璧にできない日があっても落ち込まないようにして継続していけば、そのうち楽に起きられるようになるはずです!
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