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【インタビュー】YouTuber・大学生・モデル。髪西さん、一体何になりたいんですか?

【インタビュー】YouTuber・大学生・モデル。髪西さん、一体何になりたいんですか?

Views 21 November 2017 (更新日:
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髪西という人間は、たくさんの失敗からできています

——髪西さんのように、自分の強みを見つけるためにはどうしたらいいでしょうか。

僕、めちゃくちゃ色んなことに挑戦していたんですよ。過去には、劇団でお芝居をしながら脚本や演出をしていたこともありますしそれより前に行くとデッサンとかも勉強していたし。何でも興味を持ったことはやってみて、かなりの数の失敗をしています。でも、失敗をすればそれは経験として自分の中で生きている。その積み重ねが自分になるっていうか。
だから髪西って言う人間は、すごいたくさんの失敗からできている人間なんですよ。
とりあえずやってみる。そして失敗を重ねる。それが自分探しの中で1番大事なことなんじゃないかなと思います。

——失敗を繰り返していく中で、挑戦することが怖くなったりはしませんでしたか?

怖くなかったですね。僕、僕何かを見てると「これ自分でもできそうだな」って思っちゃうのが癖なんですよ(笑)。例えば服を見ていても「これ俺でも作れんじゃね!?」って思うこともあるし。そこから実際に作ってみて、上手くいかなかったら、どうすれば成功するんだろう? ってどんどん突き詰めていくっていうのが楽しいんですよね。

——元からそういう性格でしたか?

昔からですね。でも今後は、自分で何でも挑戦するだけじゃなくて、いろんなところと提携して事業を起こしていきたいです。

ジャンルにとらわれず僕にできないことができる人と仲良くなっていって、一緒にビジネスを起こしていくことができたらいいなと思います。
もちろん、僕の軸はYouTubeなのでそこはぶらさずに、今後動画編集の技術を上げたり、機材も揃えたり課題はまだたくさんあります。

人によって僕のイメージが違うものになれば


――それだけ熱心なら、動画を極めるために一本でやるという考え方もありますよね。

もちろん極めたいっていうのもあるんですけど、例えば美容と芸能という柱がくっついたら、また違う化学反応が起きますよね。それに動画というメインの柱が加わったらってあた違うものができますし。
そういう違ったもの同士を組み合わせて新しいものを作るっていうのが、面白いんですよね。アイデアや発想をカタチにすることができるっていうのも楽しくて。

「髪西といえばYouTube」だけではなくて、「髪西=洋服を作ってる人」「髪西=プロデュースをしている人」など、人によって”髪西といえば?”の答えが違うものにしていけたらなと思います。

――その柱を増やす工程が楽しいんですね。これからの時代の生き方として素敵です。

多分、今の時代にあってるんだと思います、僕。
でも、やっぱり一番にくるのは社会貢献したいという気持ちです。
自分を応援してくれている人に対しての還元というか貢献というか。その気持ちが強いですね。

お金を稼ぐこともはもちろん大事だけど、稼いだお金は自分がどれだけ世の中に貢献したかって言う数値としてしか見ていないので。
5万円稼いだら、「あー5万円分しか貢献できてないんだ」って言うふうになるし、10万稼いだら10万円分の貢献ができたことになります。

この考え方も、大学で経営学を学んでいく中で気付けたことなので、大学で学ぶことと向き合ってきてよかったなと思います。

やりたいことを見つけたいなら雇用の形を変えてみる

――最後に、髪西さんと同世代でやりたいことが見つけられない人へのメッセージをお願いします。

アルバイトをしている人なら、アルバイトを辞めて資金源を一度なくしてみるといいのかなと思います。そうすると、他のことでお金を稼がなきゃいけなくなるから「じゃあどうやってお金を稼げばいいんだ」「生活費はどこで確保すればいいんだろう?」っていう考え方に持っていくと、おのずと社会を見ることができるはずです。

どこかに雇用されて”働いた分だけお金をもらう”って言う形が、自分が頑張って”社会からお金を獲得していく” ”社会貢献する”という考えに持っていけたら新しいものが見つけられるのかなと思います。

 

 


――ここまで聞くと、髪西さんが完璧な人間にも思えて自分が同世代だったら、劣等感が生まれてしまうかもしれない。
でも、最初からこういう考え方だったのではなく、すべて失敗を重ねるうちに身につけたという。
いつでも彼と同じスタートラインに立つことができるのだ。

「ぶっちゃけモテますよね?」と質問をすると『モテないです、本当に。助けてくださいよ。恋愛だけは苦手です(笑)』と彼は笑顔で言う。
もしかしたら恋愛面はあなたの方が上手かも・・・?

彼の道筋が、あなたの背中を押すものとなりますように。

撮影/テラウチギョウ

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