ご存知の通り”童貞”とは性行為の経験ゼロの残念な男性を指す言葉。
人によっては「童貞であることは恥ずかしいこと」とネガティブに思ったり、逆に「童貞であることは純粋であり清いこと」とポジティブに思ったり、考え方もそれぞれ。
しかし、私生活のみならず仕事面でも恋愛経験が豊富な人(童貞を卒業している人:リア充)の方が異性に対するコミュニケーション力に長けていたり、女の子が思わずキュンとしてしまう仕草を何気なくできたり、とモテ要素をたくさん知っているのは間違いありません。MTRLで連載中のSOD広報ユリナーシュカのコラムによると日本の20代男性の童貞率は驚愕の40.6%らしい。みんな童貞すぎ。
MTRL読者の中にも、もちろんまだ初体験を迎えていない方も多いはず。(そんな筆者も今年20歳になるそこそこイケメンなのだが、実は未だに童貞…。)
今回は童貞が童貞である由縁、童貞の中身(インサイト)について徹底分析していきます。
身長は自分より低くて、清楚で、お箸の扱いが綺麗で、LINEはマメに返してくれて、できればちょっと巨乳で……と、女性の理想像に対して絶対条件がとにかく多い。
相手のみならず自分に対しても同じように理想が高く、「俺はこうありたい!」と高尚な理想がある。(素晴らしい)
自分の弱い部分を見せるのがちょっと苦手。本当はいっぱいいっぱいなのに口に出してその状況を伝えることに抵抗があるため、後から大変な目に遭うことも…。実はシャイな一面も持ち合わせる。
「いやいや、おまえはこうかもしれないけど、俺はこうだから。」と、まさにゴーイング・マイ・ウェイ。
他人からのアドバイスを聞かないせいで損をしてしまうこともあるが、「自分で選んだことだから後悔はしない。」と自分に言い聞かせることで何とか平静を保つ。
「こんな俺もアリでしょ?」と、承認欲求が高いのも特徴。これが童貞が童貞たる由縁なのかもしれない。
発言のわりには意外と肝っ玉が小さい。見栄を張って言ってしまった実現可能性の低い事柄が、思いもよらぬカタチで自分に返ってくる。
言葉はブーメラン。結果、自分で自分の首をしめてしまうことも多々。
イチかバチかの大きな賭けに乗ることができないため、今まであった「童貞卒業の大チャンス」のフラグを物の見事にへし折ってきた。
「合コン」や「男女の出会いの場」を嫌い、その様な場から始まる男女関係を不純とみなす傾向にある。そのため大学ではサークルに所属しない童貞が多い。
“浮気”や”セフレ関係”なんてもっての外!彼氏アリ女子に迫られた日には拒否反応!こうして童貞卒業のチャンスを自ら逃してしまうのだ。
いかがでしょうか。
一言に童貞と言っても、そのインサイトは複雑。フィジカルな童貞ではあるけれど、それを卒業するためには、まずはメンタル面の改革が必要なのだ!
自分を変えていくことは何より難しいこと。そのため「今の自分のままで満足だから」と、自分に言い訳をして、童貞であることを肯定する。なんという負のループ。
キッカケなんていくらでも作ればいい。
恥は全て夏のせいにして、今年は少しの勇気で、何かを変える努力をしよう。
ちゃんと自分に期待をしてみよう。