暑さが日を増すごとに夏の訪れを感じさせる。そろそろ夏の恋の一大イベント「お祭り」の予定が入ってくる季節。でも浮かれないで。あなたたちが見るべきは花火じゃない、隣にいる女の子です。
日本三大ブス県のどこかに住む独身地方勢OLの私。ここでは世の中の女子が心の中で思っていることを、こっそり教えようと思います。今回はお祭りデートについて。これだけは押さえておいてほしいこと、ボーイズたちに忠告しておきます。
女子に歩幅を合わせる。当然のことですよね。ところがお祭りって人の流れが激しいので、普段街を並んで歩くのとは訳が違う。少しでも離れると間に人が入ってしまいます。うまくエスコートして。
女の子が浴衣なんて着ていようものなら尚更。下駄で歩くのってあなたたちが思う以上に大変なの。いつもより歩幅が狭くなるので、相手が着てきたときは気遣ってあげて。デートの後半に「下駄で足疲れてない?」なんてサラッと言えると尚良し。
お祭りって信じられないくらいの人が来ますよね。今は携帯があるから見失ってもすぐ連絡が取れるけれど、そんなのダサい。目を離さないで。
彼女と行くならば始終手を繋いでおけばいい。でも付き合っていない女の子と行く場合にも、是非そうしてほしいの。手を繋ぐのが恥ずかしければ、混んでいるところで「こっち!」と手首あたりを引っ張ってみて。その後自然な流れで手を繋ぐことができたりします。階段なんかでも「大丈夫、つかまる?」と腕を出してくれたら完璧。
暑い中浴衣を着たり、人ごみの中を歩いたりして、お祭りはいつものデート以上にハード。実は女子のお化粧も普通のデートより崩れやすいのです。
そんな日は「お手洗い寄る?」なんて早めに一言かけてくれると、女子は感動。ここまで想像して気遣える男子って、なかなかいないもの。
気合を入れてきた髪型も整えたいし、屋台でいろんなものを食べて落ちた口紅も塗り直したい、崩れてきた浴衣の帯も締め直したいし…。いつもより戻ってくるのが遅くなっても怒らないでね。何分かかっても、仏のような笑みで待っていてください。あなたの前で綺麗に居るためにかけた時間なのよ。
いかがでしたか。
恋の花火を打ち上げられるかは、あなたのエスコート次第。せっかくの特別なデート、最後まで上手く燃え上がらせてよね。