先日、ブレイク☆スルーのみんなや編集部を地獄の底に突き落とした前代未聞のカレー屋「う○こ味のカレー専門店」があるということは皆さんの記憶に新しいことでしょう。
お金を払ってあんな辛い目を味わわせる店が存在するのを許してはいけません! MTRLは総力を尽くして、このう○こ味のカレー屋に対して積極的にネガティブPRをしたいと思います!それに、あんな店をやってるからおぱんぽん氏はより一層モテなくなってるのに、なぜ気付かないのか!
編集長もことあるごとに、「あのカレー屋さん早く店を閉めないかなぁ」とノイローゼのようにつぶやいて仕事にならない始末。このままではMTRLが崩壊してしまう!
そんな憎き、う○こ味のカレー屋にMTRL読者は絶対に行ってはいけないということを伝えなくてはいけないと思い、これは内部の人に聞くのが一番だろうということで店長のおぱんぽん氏に「う○こ味のカレー屋に行ってはいけない5の理由」を聞いてきました。
MTRL編集部(以下、MTRL):先日はありがとうございました。一生忘れられないトラウマができました。
おぱんぽん:それなのにどうして今日また来たんですか?君たちは鮭ですか?
(※鮭は成長したら生まれたところに戻ってくるため)
MTRL:MTRLではこのカレー屋さんを積極的にネガティブに宣伝することを決意しました! このお店に行ってはいけないことを多くの人に伝えたいんです!そこでお店の店長であるおぱんぽん氏から、う○こ味のカレー屋に行ってはいけない5の理由をお聞きしたいと思います。
おぱんぽん:いいですよ。お答えしましょう。
MTRL:えっ、本当にいいんですか?お店として大丈夫なんですか?NGとかないんですか?
おぱんぽん:うちはNGは基本ないですからね。NG出すとしたら本物のう○ことの味比べみたいな企画とかそういう超えてはいけない一線を越えた企画くらいですから。
MTRL:いや、この店を開くこと自体が一線を越えてると思うんですが・・・。
おぱんぽん:行ってはいけない理由その1は、うちの店、臭いんですよ。
MTRL:店に入った瞬間、あまりに臭くて吐きそうになりましたもん・・・。
おぱんぽん:うちは本物志向を掲げているので、臭いも近づけたいと思って。う○こ味とは、臭いそのまま味、ですから。ちなみに臭いを出すためにくさやを使ってます。よく、○○のにおいとかの商品あるじゃないですか。でも、全然違ったりするんですよ。来る人はやっぱ本格的なう○こ味を求めているはずだから、全てにおいてガッカリさせないように、と思いまして。
MTRL:いや、そこは全然ガッカリさせてくれていいです。
おぱんぽん:行ってはいけない理由2つ目は、内装ですね。うちの店は五感でう○こ味を感じてほしいので、視覚にも力を入れてます。まず、容器は便器型のお皿にしてます。
MTRL:僕らが来た時は本物の便器を使ってきましたよね・・・。本物の便器をお皿に使ってくる店は世界でもこの店だけですよ・・・。マジであれで食欲をさらになくします。
おぱんぽん:盛り付けもこだわっております!
MTRL:容器の縁にこびりつかせるのは悪質です。駅の汚いトイレとかを想像してしまいました。あれ以来、パブロフの犬みたいに駅のトイレ使うたびに吐き気がします。それに、ティッシュもトイレットペーパーとか、紙コップも検尿カップとか最低だ・・・。
おぱんぽん:だから、うちは本物志向と言っているでしょうが。そういう細かいところにもお金をかけることでイメージを膨らませて、店内のあらゆるところからう○こ味を感じていただきたい、つまり四面う○こ味を感じていただきたいという企業努力です。
MTRL:努力の方向性を完全に間違えてる。
おぱんぽん:3つ目は、やはり味ですね。具材のうまみをなくすように努力して、頑張って本物のう○こ味に近づけているので、小さいサイズでも残す人もいます。なによりも当店は250人以上のう○こを食べてきたクソムリエであるオーナーのしみけんが監修しているので本格的ですから。おいしくなってしまった日はすぐに店を閉めますし。
MTRL:飲食店って普通、コンセプトがどうであれなんやかんやで美味しい状態にして出すのに、ここのカレーは本気で不味いところもクソですね。一口で吐きそうになりました。カレーが嫌いになります。
おぱんぽん:う○こ味が美味しいと思うこと自体がどうかしてますよ。それに、店に入る前にちゃんと貼り紙で苦くて不味いし臭いって警告してますし。う○こだけに舐めないでいただきたい。
MTRL:うまいこと言ってそうで全然うまくないです。う○こだけに。
おぱんぽん:4つ目は、うちはカレー以外のメニューの方がカレー以上にヤバいってところですね。
MTRL:世界で2番目に臭いホンオフェは本当にヤバかったです。完全に公衆トイレの臭いじゃないですか。
おぱんぽん:今までに経験したことのない刺激と味がするから、これを食べれば世界が広がりますよ。
MTRL:いや、広がらなくていいです。
おぱんぽん:脳科学では、経験したことのない味や食感に対しては視床下部(食欲などを引き起こす部分)に情報がいかないので、不安や恐怖を感じて不味いという感覚を引き起こしやすいらしいんですよ。サバイバルな時代になっても生き残れるよう、色々な食体験をしておいた方がいいんですよ。
MTRL:なに急にもっともらしいこと言いだすんですか。そういうことを言って納得させようとしても騙されません。
おぱんぽん:最後は、当店のメニューではオススメとさせていただいている水ですね。
MTRL:水が有料なんですか?
おぱんぽん:当店で一番値段が高いのが水です。1,000円ですね。スーパーで2Lで80円台の水を使ってます。
MTRL:ぼったくりだ!
おぱんぽん:いや、ちゃんと、利益率99%以上の水をありがとうございます! と言いながら出すからぼったくってません。ちゃんと商品のペットボトルを見せて注ぎますし。既に100杯くらい売れてますし。
MTRL:・・・。あと、無料の飲み物が罰ゲームで使われる苦いセンブリ茶なのが、本当に救いがない!
おぱんぽん:でも実際は、このカレーを食べきるには高い水よりも無料のセンブリ茶の方が救いになるし、カレーを食べる前と食べた後でセンブリ茶の味覚が全然変わる面白さがあるんです。
MTRL:そんな面白さはいらない!
MTRL:こんなに魅力を感じない、5つもの行きたくなくなる要素を聞けばMTRL読者も誤って行ってしまうことはないと確信をしていますが、最後に気になるんですがおぱんぽんさんもしみけんさんもこのカレーは好きですか?
おぱんぽん:こんな美味しくないカレー、僕もしみけんさんも全然食べたくないですよ。こんな不味いものにわざわざお金払って食べるだなんてどうかしてますよ(笑)
MTRL:あんたたちが売ってんだろ!!
インタビュー中はしきりに、完食率は9割くらいで高いとか、みんな楽しいと言って帰ってるとか、CNNなどに出て世界中で話題だとか、海外からこの店のために来た人もいるとか、超健康食品だとか、このカレーを興味があるのに食べに来ない人は一生うだつが上がらないだの必死に弁解していましたが、このカレーを食べなきゃうだつが上がらない人生の方が嫌です!
良い子のMTRL読者はモテるためにも、異性に引かれるようなこんなお店には行っちゃダメだよ!
しかしこんな前代未聞なインタビューに協力していただき、本当にありがとうございました。
所在地:東京都世田谷区船橋1-1-17 ジョイパーク千歳船橋B1-A
営業時間:DINNER 18:00~23:00
休業日:金曜日、日曜日、カレーがおいしくできた日
収容客席:カウンター7席 ソファ席3人
提供メニュー:特製うんこ味のカレー 400円~ ソフトドリンク500円 アルコール600円~
ホームページ:http://curryshopshimizu.com
Twitterアカウント:@unkocurryshop