“少女漫画を読む男はモテる”というのは女性視点の”キュン”ポイントをストーリーから勉強できるため。恋愛上手は女子のインサイトを知ってこそ。しかし、最近は「キュンキュンできるから少女漫画が大好き!」などと抜かすもやしメンズも急増中。
一見ピュアな少女漫画の恋愛話もファッションと同じ、古いネタを新しいパッケージとともに再利用しているだけ。そして、なにより忘れてはいけない現実は”物語は、あくまで物語”なのだ。
漫画の中の主人公(※イケメン)のセリフに萌える悶える女子たち。しかし彼女たちは、それが物語の中のセリフであることを割り切っている。二次元と三次元の区別がついている女子サイドに対し、境界線を曖昧にとらえがちなのが恋愛経験が浅い男子諸君である! 漫画と同じセリフを使えば、目の前にいる女の子をその気にさせられるなんて思ったら大間違い! 明日から君のアダ名は「勘違いの極み」で間違いナシ。自分のポテンシャルを確認してみてください。いや、100歩譲ってあなたがイケメンだったとしても、少女漫画のセリフを三次元で引用したりするメンズは影で「キモい」と言われています。筆者も、そんな残念なナルシスト男子をたくさん見てきました。
今回は、そんな悲劇を繰り返さないために、三次元でやってはいけない二次元のモテテクニックをMTRL読者のキミだけにこっそり教えちゃいます!
少女漫画に多く用いられる女子を落とすワザで、最も現実世界とのギャップがある行為、それが『壁ドン』です。最近では、元の壁ドンが応用され、床ドン、股ドンなど様々なドンが溢れていますが、お前らが三次元でお世話になっていいのは吉野家の牛丼だけだ。
ミサワかよ。キモメンがやってた日には即通報されるレベルだし、イケメンがやっていても100年の恋が冷める瞬間。とにかく自分に酔っていないとできない”ウインクしながらのシーッ”は素人が迂闊に手を出していい代物ではない。
もはや少女漫画に出てくるような甘いセリフは現実世界では通用しないと思うのがベターだ。
下記は「女の子が言われたい20の言葉」なるものだ。
これら全てがキモメンによる使用を禁ずるワードである。また、例えイケメンであっても『使用上の注意をよく読み、用法・容量を守って正しくお使いください。』という注意書きをマストにしたいセリフだ。
最大の攻撃は最大の防御だったりするし、言葉は時として凶器である。
『沈黙は金』
イケメンであれば、それこそが真に価値のある存在なのかもしれない。