「あけましておめでとう」の挨拶が交わされたと思えば、季節はもう「ハッピーハロウィン!」が飛び交うは10月末。ハロウィンが終われば、クリスマスに年越しとあっという間に2017年も終わりを迎えます。
今年はまだ2か月ほど残っていますが、皆さんの中で今年流行ったキーワードは何ですか? 色々あるとは思いますが、私は俄然このキーワードを推します。
それは…『パパ活』
パパ活とは、男性とデートをしたり、身体の関係を持ったりして報酬を頂くこと。
ギャラ飲みや港区女子の広がりとともにメディアでも取り上げられるようになったこのパパ活。最近ではこれを題材にしたドラマも放送されて話題となりました。
パパ活といえども、古くから援助交際など違う表現をされた同様のことがあったという指摘もありますが、果たしてパパ活とは一体何なのか。
今回はそんなパパ活の中から、主な3タイプを解説していきます。
あなたの隣で微笑む彼女も実はパパ活女子…かもしれませんよ?
一般的に認知されているパパ活は大体このタイプ。
何故“契約”なのかというと、月に会う回数・金額・支払方法(月極か都度かなど)・期限etcをちゃんと決め、関係を持つことから。他2つに比べてもパパとの関係性が一番ドライで、職業:パパ活なパパ活女子はこのタイプが多いです。
比較的安定した報酬を得られますが、男性によっては禁止事項を設けてくる、部屋を貸し与えて囲おうとしてくるリスクも無きにしも非ず。きちんとビジネスライクで話が出来て。相手の男性に入れ込みすぎない女性向きの付き合い方と言えます。
男性側が相手女性をプライベートな関係だと思い込んでいる故の関係で、拗らせた男性が面倒くさくなることも。ほとんどの相手女性には、80%以上の確率で同年代の本命彼氏がいる。(中には、「自分以外の相手がいてもいいよ」なんていうレアな男性も)
報酬ではなく“お小遣い”としてお金を渡されていることが多く、また女性側からの「今月厳しいの」といったオファーで追加額が貰えることも。金銭だけではないプラスアルファがよくあるタイプでもあり、ブランド品の服や靴に鞄などを買い与えられたりもします。ただし、自分の好みよりも相手男性の好みが最優先されるので好みが合わないと地獄を見ることに…。
人によって意見も分かれますが、このタイプもパパ活に入ります。
基本的には男性と会って食事をご馳走してもらい、帰りに渡されるタクシー代が報酬です。タクシー代のみだと1-2万円と微々たる額ですが、+2-3万円ほど貰える時もあります。
パパ活でがっつり稼ぎたいというよりも、自分でまとまった額を稼いでいたり、ちょっとしたバイト感覚でやったりしたい女性向きの関係性と言えます。身体の関係を持つ人は少なく、男性が誘っても女性が頑固拒否して関係を持続させるケースが一番多い。このタイプから上記2つどちらかに移行することもある、いわばパパ活の登竜門です。
以上がパパ活の主な3タイプでした。
パパ活といえども、蓋を開ければ人同士での関係。仮に始めたとして、自分が優位に立ったと思った瞬間から、関係も何より自分自身も壊れていきます。
そして、理解していなきゃいけないのは、パパ活が世間に誇れないことであることいくらメディアで取り上げられ、このキーワードや存在に日の目が当たろうと、大切な人に言えることになるわけではありません。
「かっこいいから…」「流行っているから…」「ラクして稼ぎたいから…」どんな理由で始めようとも私からは何も言えません。だってあなたの人生だもの。ただ、プロと違い守ってくれる人も、ちゃんと決められた額がいつも貰えるとも限らない、足元を見られることだってある。「セミプロが緩い、簡単」という価値観があるなら絶対にしないほうがいい。
断言します。セミプロほど難しいものはないです。
自分と相手のみの間でお金が発生することの意味をまず考えてみてください。
世の中には、お金には、男性には、怖い一面もあるということを。
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