特に予定のない暇な日、せっかくだからどこかに行きたいけれどなんだか腰が重かったりどこに行けばいいかわからなかったりして、結局家でゴロゴロしちゃうときってありますよね。
そんな時にオススメなのが展覧会です。
「そんなにアーティスティックなことに興味ないし……」「なんだか重くるし雰囲気で行きづらそう……」 そう思ったそこのあなた!
最近では、知識がなくても楽しめそうなテーマのものや、漫画や映画など馴染みがあり気軽に行きやすそうなテーマの展覧会も多くあります。
ということで今回は、そんなサクッと行ってお手軽に楽しめそうな展覧会を紹介していきます!
『アイアンマン』『アベンジャーズ』『スパイダーマン』など誰もが知っている世界的ヒットを生んだMARVEL。その魅力を日本初公開の資料や衣装、小道具などの展示から紹介していきます。
MARVELの作品はその時々の時代背景や社会情勢を作品に反映することで多くの人々を魅了してきました。そういった作品たちを「HISTORY」、「HERO」、「CHINEMATIC UNIVERSE」、「ART」、「CULTURE」といった5つの視点から見られる構成となっています。
ディズニーのキュレーターが厳選した約500点の原画が出展されます。
初期のミッキーマウスから最新作までが展示されるのは日本では初の試み。
一枚の原画からどのようにアニメーションとして動き出すようになるのかというまさに「いのちを吹き込む魔法」を紐解く展示になっています。
幅広い作品を網羅しているので、ディズニーファンにはたまらない展覧会です。
週刊少年ジャンプで連載中の『僕のヒーローアカデミア』。
そのテレビアニメの世界を「友情・努力・勝利」をテーマに展示。
アニメの原画や絵コンテなどの資料からワークショップまで紹介しています。
何と言っても入場無料なので気軽に行くことができます。
アメリカを代表する絵本作家エリック・カールの展覧会。
『はらぺこあおむし』は誰もが見たことあるはずです。
そんなエリック・カールの世界を約160万点の原画・作品と4つの「動物たちと自然」「旅」「昔話とファンタジー」「家族」というテーマから振り返ります。
「色の魔術師」として知られるエリック・カールの強い色彩に魅了されてください。
16世紀後半に活躍したイタリア・ミラノ生まれの画家アルチンボルド。
果物や野菜、魚や書物で構成されたユニークな肖像画は一度見たら忘れられません。
一つ一つの絵がとても細かく繊細で、たくさんのこだわりが詰められているので、引き込まれてしまうこと間違いなし!
絵を「怖さ」「恐怖」というこれまでにないテーマから紐解く展覧会。
視覚的な怖さだけではなく、その絵に込められた物語性や時代背景をより深くまで知ることでよりリアルな恐怖を感じることができます。
注目作である縦2.5m、幅3mにも及ぶ『レディ・ジェーン・グレイの処刑』(上記のもの)がいったいなぜ「怖い」のか?
ぜひ自分の目で確かめてください!
ロック・パンク・グラフティに焦点を当て、一代カルチャーを巻き起こしたミュージシャン・アーティストの作品を展示しています。
ファッションやライフスタイルまでもが当時の若者たちを熱狂させ、今尚現代のアートシーンを刺激し続ける彼らの作品を肌で感じてみてはいかがでしょうか?
入場は無料です。
1968年創刊の漫画誌『週刊少年ジャンプ』が2018年に50周年を迎えることを記念して「週刊少年ジャンプ展」が3回にわたって開催されます。
今回行われるVol.1は「創刊〜1980年代 伝説の始まり」と称し、ジャンプ初期を支えた名作たちが中心の展覧会となっています。
また、Vol.2、Vol.3のテーマも決定しており、2018年春開催予定のVol.2は「1990年代 発行部数653万部の衝撃」、2018年夏開催予定のVol.3は「2000年代〜 進化する最強雑誌の現在」としてそれぞれの時代を彩った名作たちが中心の展覧会となっています!
Vol.1の開催は2017年7月18日(火)から。
展示のみならず、オリジナルグッズなども盛りだくさん!
情報は随時更新されていくので、詳しくはHPをチェック!
http://shonenjump-ten.com/
スタジオジブリの世界観を体験できる「三鷹の森ジブリ美術館」にてジブリ作品の「食」に焦点をあてた展示会「食べるを描く。」が開催されます。
ジブリの食事シーンはとても美味しそうでなぜだか記憶に残りますよね。
アニメーションの中ではほんの数十秒のシーンですが、その中に食べ物の表現はもちろん、人の表情や手の動きが事細かに描写されていることを知ることができます。
食はその物語の文化を反映しているので、ぜひ食事シーンからより深くジブリの世界観に引き込まれてください!
こちらも詳しくはHPをチェック!
http://www.ghibli-museum.jp/news/011226.html
今回紹介した展示は、アートに興味がない人でも楽しめるものばかり。展覧会は、実際に行って肌で感じることでよりそのテーマについての関心が高まります。
「なんか暇だな〜」と思ったらぜひ出向いてみてください!