シンガーソングライターとして活躍する傍ら、コラム執筆やモデル活動も行っている向井太一。
パッと見は俳優・坂口健太郎さんのようなゆるふわっとした空気をまとっているのですが、彼の音楽や周りの人に対する思いはそれに反するように強いものがあります。
柔らかい見た目と裏腹な芯の強さ、まさにふわっとかりっとしたフレトー(フレンチトースト)男子なのです。
今回は、知っておけばドヤれるアーティストシリーズとして向井太一のMVをピックアップします。
福岡出身のシンガーソングライター。母の影響で聴いていたブラックミュージックをルーツに持つ25歳。(2017年4月現在)
2010年に上京しジャズやファンクをベースとしたバンドのボーカルとして活動後、2013年にはソロ活動をスタートさせました。歌手だけでなく、モデルやコラム執筆など、表現者として柔軟な活動をしています。
ブラックミュージックをルーツにしつつもジャンルに固執しない曲作りと、聴き手の感情に寄り添うことに重きを置いた日本語のリリックで注目を集めている人物。
向井太一がファンに向けて書いた恩返しの1曲。ゆったりしたリズムと穏やかな曲調が、体の緊張を一気にほぐしてくれます。
夢を追っていてくじけそうになった時、背中を押してくれること間違いなし。
ピアノの伴奏に向井の深くも優しい声が絶妙に溶け込んだ曲になっています。高校の時に仲がよかった女の子に向けて書いた友情ソングですが、彼自身、友達の結婚式で歌って号泣してしまったそう。
聴いていて幸福度があがる曲なので、週末の満員電車とかで聴いて欲しい。
彼が24歳当時、みたいなものを入れる「向井自身が考える24歳」と「24時間いつも音楽と共に自分がいる」というダブルミーニングから『24』とタイトルがつけられています。
メロウなサウンドだけを聴いていると極めて穏やかなのですが、リリックに目を落とすと向井の何事にも挫けない思いや芯の強さを感じることができます。MVはロサンゼルスで撮影されたこともあって、オシャレ感満載!
ロミオとジュリエットのような回りに理解されない切ない恋愛を描いた曲。モノクロで展開されていくMVは、大切な人を失い色がなくなった主人公の世界を映しているよう。
間をゆったりととったピアノが重なることで、ヒップホップをあまり聴かない人でも聞きやすい曲調になってます。
自分の枠に縛られることなく、活動の幅を広げていく向井太一。
シンガーソングライター以外の活動もしてるからこそ伝えられる、彼だけの世界が存在しています。ブラックミュージックを基調にしているものの、どんな音楽を好む人でも聞きやすい曲構成やサウンドになっているので臆することなく聞いてみてほしいです。
そして、彼の人気が本格化した暁には自信を持ってドヤってくださいね!
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