夏が終わったからといって油断は禁物!さらに身体を引き締め、なおかつ強くなろう!ということで、極真会館の空手家でキックボクサーの渡辺理想(ゆうと)先生の指導のもと、筋トレに次ぐ全身運動「ファイテイングフィットネス」に小川貢が挑戦!
今回のお題は「パンチ」です。
ファイティングフィットネスは種目により効果の出やすい場所は変わってきますが、全て全身運動になります。パンチは腕だけで打つものと思いがちですが、正しいフォームを身につけると全身の筋肉を引き締める効果抜群!器具もいらず、ストレス解消にもなります。
効果的にトレーニングを行うには正しい構えから。
足を肩幅に開き、左足を前に(右利きの場合)半身になります。腕は脇を閉めて目の高さに両手を構え、背中を丸めます。
この時、全身はリラックスして構えたままリズムに乗ってステップを踏みます。
慣れるまでは窮屈に感じますが、身についてくると体幹が安定して常に腹筋に力を感じられるようになります。
リラックスした状態から、しっかり前脚を踏み込んで右拳をまっすぐに打つ!しっかり伸ばしてインパクトした直後に同じスピードで腕を引き、元の構えに戻ります。
ストレートは特に上腕三頭筋と広背筋に効き、脂肪を落とすとともに逆三角形の肉体を作ります。力むと無駄に疲れてゴツくなってしまうのでリラックスして行いましょう。
下半身をしっかり連動させ、かかとをしっかり上げることでももとふくらはぎに効きます。ふくらはぎは「第2の心臓」と言われており、強化すると代謝がアップします。
腕を90度に曲げたまま、体幹の回転でパンチを打ちます。腰の回転を意識してしっかり回しましょう。
大胸筋と上腕二頭筋に効き、たくましい胸回りを作るのに最適です。Tシャツの似合う体型に近づきますよ!
重要なのは、しっかりと一歩踏み込むと同時に腰を回転させてパンチを打つこと。野球のスローイングのイメージが近いです。
これによって、腹斜筋と下半身が刺激されて、お腹周りとお尻の引き締めにも効果があります。
ミットと受ける人がいればインパクトの感覚が掴みやすいので、やってみてほしいトレーニング。
当たる瞬間までリラックス、インパクトの瞬間だけ力をぶつけるのが打撃の動きの基本で、筋肉への刺激も有効です。ストレス解消にもなって一石二鳥!
いい身体を手にいれるだけでなく、体力もついて強くなれるという付加価値も付いてくるので、こんなにいいことだらけのファイティング・フィットネスは他になし!
強くなることに興味を持ったら、ジムに通うのもアリです!
【トレーナープロフィール】
渡辺理想(わたなべ ゆうと)
極真会館江古田道場 責任者
極真会館江古田道場にて空手やキックボクシングを教える責任者でありながら、自身もK-1MAXやRISEで戦っているプロの空手家・キックボクサー。子供から大人まで幅広くトレーニングを担当。
◼︎実績
全日本極真青少年空手道選手権大会 60kg以下 優勝(1999年、2000年、2001年)
第6回全東北空手道選手権大会 優勝(2004年)
第24回全日本ウェイト制空手道選手権大会中量級 準優勝(2007年)
第9回全世界空手道選手権大会日本代表
RISEライト級元1位
K-1MAX出場(2010,2011年)
◼︎極真会館江古田道場
http://kyokushin-johoku.com/dojo/ekoda/eko_index.htm
◼︎告知
渡辺先生が所属する極真会館は11月20日〜22日まで東京体育館にて「第11回世界空手道選手権」を開催。激闘必死の熱い戦いがここにある!
チケット購入はコチラ▼
http://www.kyokushinkaikan.org/ja/