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【マドカ・ジャスミンが挑戦】ダメな私にパンツをください@新宿

【マドカ・ジャスミンが挑戦】ダメな私にパンツをください@新宿

Views 08 April 2016 (更新日:
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こんにちは! マドカ・ジャスミンです!

みなさん、4月からの新生活はどう過ごしていますか?

自己紹介が遅れました、私マドジャスは現在ニート活動をメインに行っているTwitter芸人です。

いま無表情になったよね? 本当だからね?
MTRLの読者のみなさんはきっとニートと真逆なキラキラした生活を送っているかと思います。くっ、スクールカースト上位層がっ。

そんなわたくしマドジャスですが、先月彼氏にフラれました。
しかも、記念日の翌日、ホワイトデー1日前。テロですよ、テロ。
もちろん、ホワイトデーのお返しは一切ありませんでした。
付き合っているときに想像していたアクセサリーなどは夢の彼方、お菓子さえも、何も返ってこなかった。
バレンタインデーに観た映画(彼の分も払った)、コース料理、プレゼントの合計約3万円は思い出という名のラッピングに包まれたまま、記憶の焼却炉にぶち込まれ、見事に塵となったのです。

引きずるのも女が廃る。
可能な限り、元彼に関係あるものを捨てに捨て、柔軟剤や香水も変え、あらゆるものをゴミ箱と記憶の焼却炉にぶち込み続け、「これで心機一転!すっきりんりん☆」と思ったわたし。さて、汗を流すか! とお風呂に入ろうと脱衣し、脱いだものを洗濯カゴにいれた瞬間、視界に飛び込んできたもの。

下着

記憶が蘇る。記憶の焼却炉により、塵となったはずの記憶が蘇る。
「下着かわいいね!」「ちゃんとこだわり持ってるの推せる!」
付き合っていた当時、「彼はちゃんと下着も見てくれる♡」と高まっていた彼の長所が凶器となり、わたしの心臓をグリュッグリュッと抉ってくる。

ああああああああああああああああああああああああああああ

心臓をくれてやるから、この苦しみから解放してくれと言わんばかりに叫び声をあげた。
下着を総取り替えしたい。しかし、ブラセットは地味に高い。(ピンキリだけど、最低6~8千円のものじゃないと不安)
どうしよう、春服も買わなきゃいけないこの時期、一気に6セット買うのはキツい。
倒れこむわたし。

そして買えないなら、





買ってもらえばいいじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハーハッハッハーハッハッハッハー・・・

私の暗黒面が目覚めてしまった。※尚、ここまでずっと裸

翌日

マドジャス1

やってきました!

日本が誇る巨大要塞SHINJUKU!
都内に慣れたとはいえ(田舎出身)、いまだに迷う新宿駅の東口で今回「下着がほしーの♡ 春だョ!全員集合」作戦を決行しました。作戦名は後づけだぞ!

もちろん、Twitterでも告知。

序盤、通りすがりのお兄さんが声をかけてくれて、
「これは幸先いいのでは?!」と思い、どんな下着を買ってもらうかの妄想が進みまくる。
マドジャス2

マドジャス3
「下着は買えないけど!」とおひねりをくれた人も。

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アドレナリンが出まくりで楽しい。

が、しかし・・・

その後は見事にスルー、スルー、スルー、スルーからのスルー。

同行してくれた佐野編集長たちと「東京の人、冷たいですね…」とすっかり意気消沈。
この日は、かなり寒く、身も心も冷え切っていた…

「パンツを買ってくれませんか」

「パンツを買ってくれませんか」

madoka_02

一瞬マッチ売りの少女になった気がしたが気のせいだった。

わたしの周りを通り過ぎる人の中には、「あの子下着つけてないのかな」「着てる下着売ってくれるの?!」とコソコソ言ってる人もちらほら。
ばかやろう! ブルセラか!(分からない人はググってね♡)

下着を買ってくれないどころか、話しかけてくれる人すらいない状況を危惧し、Twitterで呼びかけるも反応がイマイチ。

マドジャス5

マドカ・J・ミン「買いたいと言え! 俺たちは仲間だ!」
新宿を行き交う人たちの見事なスルーっぷりは圧巻だ。

マドジャス6

Twitterを見た人が激励にきてくれた! わがまま言えば、下着買ってほしかったな!

マドジャス7
同居人の結城杏菜も来てくれたよ! ジャスミンティーありがとう! ナイスチョイス!

開始一時間近くが経過しての下着獲得数、0(ゼロ)。
心は折れかけようとしていた。

思えば、佐野編集長から、「MTRLで記事書きませんか?」というDMが届き、舞い踊るような気持ちで企画を持ち込んだのにこの有り様。

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「首、括るしかないな・・・・」

 

スクールカースト最上層を対象にしたメディアに、スクールカースト最下層はおろか、カースト外、もはや人外扱いされていたわたしが寄稿すること自体がそもそもリスキーだったんだ…どうすれば潔く首を括れるのかを思い悩み始めたとき、とある携帯のバイブが振動する。

それは、DM受信の通知だった。
マドジャス10

新宿に救世主(メシア)が降臨した。

制限時間残り一時間を前に、Twitterを見てくれたメシアが降臨したのだ。

どうやら、メシアは佐野編集長たち同行者に警戒し、話しかけづらいとのこと。
わかる! わたしも知人じゃなければ、天衣無縫の極みにも似たキラキラオーラを纏う佐野編集長に近寄れない! ぎゃー、リア充こわいよー!

そんなわけで、場所を移し、ビックロ前でメシアと待ち合わせです。
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全身から不安オーラが出まくっている。

「ビックロの入り口前にいます!」と、まるで出会い系を使った待ち合わせのようなやり取りののち、




マドジャス12

メシアキターーーーーー!

さあ、いざ下着! と意気込み、向かった先はルミネエスト。
給料日後の日曜日ということもあり、大賑わい。
マドジャス13

マドジャス14

『マドカ・ジャスミン 春がきた! 花より下着?!なデートをスクープ』みたいな見出しがつきそうな写真ですね。フライデーされることを目標に頑張りたいです。
そんなことは置いて、というかブン投げて、メシアと向かった先はRavijour(ラヴィジュール)。
セクシー系の下着を取り揃えているランジェリーショップだ!

マドジャス15
実は、男性と下着を買いに来ることが人生初なマドカ・ジャスミン。
この際と思い、メシアに色々聞きまくる。

マドカ「どういう下着が好きですか?」
メシア「やっぱりツルツルした素材のはいいよね」

そういってメシアが指差したのは、男性支持率120%なサテン地に黒レースなもの。
残念ながら、わたしの趣味ではなかった。

「ほんとにボード持って立ってたの?」「立ってましたよー!」など、談笑をしながら、これじゃない、これでもないと下着を選ぶ。悩みまくる。
ようやく二つに目星をつけ、試着してみたけど、使用感が納得いかない。降り出しに戻る。

マドジャス16
店員さんにもアドバイスを求めまくる。

マドカ「ジャスのイメージカラーって何色だと思いますか」
メシア「なんだろう」「明るいから、オレンジかな!」

自分で自分の優柔不断さに驚きつつ、メシアと店員さんのアドバイスのおかげで、

マドジャス17

ついに・・・

マドジャス18

下着、ゲットだぜ!!!!!!!!!!(CV. マ○ラタウンのサ○シ)

「開始30分で終わるっしょ^^」と思っていた数時間前は何だったのか、終わってみれば、所有時間をしっかり全部使っていた。心なしか佐野編集長の表情もホッとしている! 神様何様メシア様! ありがとう! はぴねす!

メシアに購入していただいた下着はこちら!!!
マドジャス19
Blooming Sexy ブラセット♡ 春の新作だよ!
¥6,500(税抜)

ショーツのバックスタイルが…えろい…
マドジャス20

プレゼントらしく、ギフトポーチに包んでもらいました!かわいい!

マドジャス21

マドジャス22
「やったー!企画大成功だ!」
意気揚々と帰路につくわたしのTwitterに先ほどのメシアからDMが届いた。

「で、合コンはいつひらいてくれるの^^」

え!!??!!!!見返り求めてたの!!!???
少し、いや、だいぶ悲しくなったけど、同時に思った。
この企画も、元を辿れば、わたしが元彼に見返りを求めていたことがきっかけじゃないか。
見返りを求めてのプレゼント、それはナンセンスだということを忘れていた自分が恥ずかしい。だけど、これだけは忘れない。
元彼が別れ際に放った、「俺はマドカ・ジャスミンのヒモになりたい」を。

みんな!くれぐれも恋人にAmazonでお米を送っちゃだめだぞ!
マドジャスとの約束だ!
madoka_01

■マドカ・ジャスミンTwitter
https://twitter.com/mdk_jasmine

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