彼女の誕生日や記念日でプレゼントをするとき、どんな贈り物をすれば喜んでもらえるか、悩んだことはありませんか?
ベタかもしれませんが、女性にとってもらって嬉しいプレゼントの一つが花束。
贈る側からしたら、花をあげるだけでも恥ずかしいのに花言葉!? と思うかもしれませんが、もらった側の彼女が花言葉を調べて、その花に込められているあなたからの思いを手紙代わりに受け取るなんて、ロマンチックだとは思いませんか。
ということで今回は、誕生月別の花束を「花言葉」とともにお届けします。
1月の誕生花はシンビジウム。
シンビジウムは、洋ランの一種で、寒さに強いことでも有名です。
花言葉は「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」となっています。
高貴な美人に対して、素朴で飾らない心を花束に宿しながら渡して、華やかな恋模様に繋げていく……
そんな花言葉4点セットで、相手への思いを届けてみてはどうでしょうか。
フリージア全般の花言葉は「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」。香りも色によって様々で、白や黄色のフリージアはキンモクセイに似た香りが、赤や紫は甘酸っぱい果物のような香りを漂わせるので、香りの好みも把握しておきましょう!
ちなみに黄色は「無邪気」、白は「あどけなさ」、赤は「純潔」、紫の場合には「憧れ」と、色によってもそれぞれ花言葉が込められています。
花言葉を参考に、いくつかの色を合わせて贈ってみても良いかもしれません! 特に、紫色のフリージアは、他の色と違って香りが抑えられているので、相手の香りの好き嫌いが分からない場合にもオススメです。
皆さんにも馴染みのある花、チューリップ全般の花言葉は「思いやり」。
色別で言うと、赤は「愛の告白」、ピンクは「愛の芽生え」「誠実な愛」。
ちなみに、白のチューリップは「失われた愛」、黄色いチューリップは「望みのない恋」「報われぬ恋」となっているので、恋人には選ばない方がベターです。
日本を代表する花でもあるサクラの花言葉は「精神の美」「優雅な女性」。
桜を花束として扱うことは少ないですが、他との差別化を図りたい人や優雅な年上女性に捧げてみてください!
カーネーションというと母の日の贈り物として定着しがちですが、男性から女性へプレゼントされる花束で、バラの次に人気が高いとも言われています。
カーネーションそのものには「無垢で深い愛」という花言葉がありますが、こちらも色別にも花言葉があるので、一つ一つ確認してみましょう。
まず、赤いカーネーションは、母の日の定番ということもあって「母への愛」。
ピンクは「女性への愛」「熱愛」「美しいしぐさ」、白色には「純粋な愛」、そして「私の愛は生きています」というシャレた花言葉があります。
黄色いカーネーションの場合には「軽蔑」や「あなたには失望しました」という花言葉になってしまいますので、恋人に贈るのは避けましょう。
花束の王道のバラは、実は6月の誕生花。バラ全般の花言葉は「愛」と「美」で、赤いバラは「あなたを愛してます」「愛情」「情熱」「熱烈な恋」となっています。
中でも紅色のバラは「死ぬほど恋い焦がれています」という花言葉があるので、死ぬほど愛して止まない相手には、こちらを! ただ、帯紅のバラの場合には「私を射止めて」ですので、少し女々しいかもしれません。
ピンクのバラの場合には「美しい少女」「しとやか」「上品」「感銘」といった花言葉があり、贈る相手となる女性そのものを表す花言葉になります。
また、バラは贈る本数によっても、花言葉に違いがあります。
1本では「一目惚れ、あなたしかいない」、2本では「この世界は2人だけ」、12本で「付き合ってください」、108本で「結婚してください」、365本で「あなたが毎日恋しい」、999本では「何度生まれ変わってもあなたを愛する」……となっているので、予算に余裕がある方は、本数にもこだわってみましょう!
女性の名前にも使われることの多いユリの花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」。汚れのない思いを大切にしたいときには、ユリでお祝いしましょう。
ただ、白一色で贈ると、お葬式を彷彿とさせてしまうことがあるので、他の色を一緒に添えて贈るように! また、匂いが強めの花なので、香りの好みのチェックも忘れずにするのがベター。
夏の風物詩でもあるヒマワリの花言葉は「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」。
ヒマワリの花が太陽を追いかけて咲き続ける、そんな「私はあなただけを見つめる」という花言葉が、相手への思いに染み込ませることのできる贈り物となります。
なんといっても、黄色という色が元気を与える色なので、贈る側も贈られる側も嬉しくなるはず!
ダリアは、花言葉が幅広く、「華麗」「優雅」「気品」といった女性を形容するものがある一方、「移り気」「裏切り」「不安(定)」という意味あります。誕生月の花なので後者の意味では捉えられないでしょうが、その他の花も添えた方がいいかもしれません。
10月の誕生花であるガーベラの花言葉は「希望」と「常に前進」という、前向きなものになっています。
この月に生まれた人だけでなく、大切な相手が何か新たなスタートを切った日に贈るのもいいですね。
また色別で言うと、赤いガーベラの花言葉は「神秘」「燃える神秘の愛」、ピンクは「崇高美」「童心に帰る」、白は「律儀」「希望」、オレンジは「我慢強さ」と「冒険心」、黄色のガーベラの花言葉は「究極美」と「親しみやすさ」です。
あまり聞きなれない花ですが、十文字のように咲く特徴的な花びらには、定評があります。
ブバルディアの花言葉は「交流」「親交」「情熱」「空想」「清楚」「愛の誠実」。
花言葉が幅広いので、自分の思いや相手に合わせて、花言葉を添えるとオススメです。
ただ、メインとなる花ではないので、他の花に一緒に添えるとちょうど良いかもしれません。
花言葉の中でも、とりわけストレートに思いをぶつけているのが、クリスマスにもお馴染みのヤドリギです!
花言葉は、なんと「私にキスをして」。
下心をはみ出した形にするよりも、最初から開放的な方が、相手もすんなり受け入れてくれるはずです。ぜひ、キスされる用意を周到にしてから、ヤドリギを贈りましょう。
最後に、これだけは大切な相手には贈らないように注意しましょう!
その花の名前はオトギリソウ! 漢字で書くと「弟切草」という、字面からも危険性が漂う花になっています……。
そんなオトギリソウの花言葉は「迷信」「敵意」「秘密」「恨み」。贈り物にする場合には、そうした感情を抱く相手に渡しましょう!
ちなみに、花の名前の由来は、この草を原料とした秘薬に関する秘密を漏らしてしまった弟を、その兄が怒りのあまり斬り殺したという話から「弟切草」となったとのことです。
非常に可愛い花なのですが、人間の感情が介在してしまうと、こうも恐ろしい恨みのこもった花となってしまうのですね……。
予算でオーダーするのも楽ですが、手紙代わりと思って「○○(誕生花)を入れた4000円の花束を作ってください」というように注文すれば、あなたは今まで以上にレベルアップしたいい男!
花束を買うのに恥ずかしさがある男性も多いかもしれませんが、彼女や好きな女性の最高の笑顔を見れると思って乗り越えましょう!