2019年12月4日に発表された、「Yahoo!検索大賞 2019」のカルチャーカテゴリー・アニメ部門賞を受賞した「鬼滅の刃(作・吾峠呼世晴)」。
週刊少年ジャンプ(集英社)で絶賛連載中且つ、今年4~9月にはアニメも放映されていた。現在アニメはNetflixやhulu、Amazonプライム等でも見ることができる。
実はMTRLモデルや編集部にもファンが多いこの作品。何がそんなに面白いのか、編集部内の鬼滅の刃ファンにその魅力を聞いた!
協力してくれたのは、アニメや漫画に強い、このメンバー!
冨田幸大(22歳・モデル)
大竹龍之介(22歳・モデル)
たもん(18歳・モデル)
かんき(22歳・大学生)
物語の舞台は大正時代。山奥で母親、幼い兄弟と暮らす主人公・竈門 炭治郎(かまど たんじろう)は、貧しい家庭を支えるため街で炭を売っていた。その間に家族が「鬼」と呼ばれる人喰いの怪物に突然殺されてしまう。しかも唯一生き残った妹・禰󠄀豆子(ねずこ)は「鬼」と化してしまった……。
家族の敵を討つため、妹を人間に戻す方法を探すために主人公が「鬼」と戦う姿を描く。
魅力の一つは少年漫画の王道ともいえる「勧善懲悪」、「サクセススト―リー」だろう。
読者代表(?)も、魅力を真っ先にこう語る
「主人公がまっすぐな努力家で、成長を応援したくなります! 感情移入しすぎて、めっちゃ険しい顔で漫画を読んでることも……」(たもん)
何者でもなかった主人公が、悲劇をきっかけに修業し、敵に立ち向かう姿には思わずグッとくるという。
しかし単純に主人公が勝ち続けるわけではなく、時には「鬼」に負けてしまったり、成長に時間がかかったり、数多くの壁にぶつかる。
「ストーリーはわかりやすいけど、決して主人公一強じゃない。先が読めない展開が気になって、つい次の話も見ちゃうんですよ」(冨田)
ハラハラドキドキの展開に目が離せなくなり、気付けば鬼滅沼にハマるという。
また普段からよくアニメを見るというメンバーからはこんな声も。
「作画がキレイで声優陣も花澤香菜、杉田智和、梶裕貴と、めちゃめちゃ豪華! OP曲の『紅蓮華』(LiSA)も神曲過ぎる」(大竹)
「シリアスなストーリーだけど、ギャグ要素もあって飽きない! 漫画とアニメで作画の雰囲気が違うからどっちも楽しめる」(かんき)
細部までこだわりぬいたアニメの完成度を絶賛!
アニメ・漫画好きから火が付き、今では一般層にも浸透。見ていない人の方が珍しいようで。
「インフルエンサーの中でコスプレも流行っていますよ。LINEの友達のアイコン、鬼滅のキャラクターだらけです(笑)」(たもん)
「大学の男友達も、大体が漫画かアニメは追っています」(かんき)
これはチェックしないと恥ずかしい!
さらに特徴的なのが、主人公たちが繰り広げる「技の名前」。小中学生だけでなく、MTRL世代や、大人も思わず口にしてしまうキャッチ―さがあるという。
「主人公たちが、鬼を倒すために呼吸法という技を身に付けるのですが、『水の呼吸!』とか『炎の呼吸!』とか思わず言いたくなっちゃうんですよね」(たもん)
「技の名前や動作がかっこよくて、少年心をくすぐられる。小学生だったら真似して怪我していたかも」(冨田)
たしかにSNSでも技の名前らしき言葉を呟いている人を時たま見かける。
全話追いついてこの言葉を使いたい!
そしてみな声を揃えて神回だと豪語していたのがこの話。
「アニメなら19話、漫画なら7〜8巻の『無限列車編』は泣くこと間違いなしです」(大竹)
「ネタバレになるから内容は言えませんが、どんなに飽きてもアニメ19話までは見てほしい!」(冨田)
なんとこの神回を題材にした劇場版アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、2020年に公開される。それだけファンが多い話ということ!
とにかく読めば・見ればわかるというその魅力。この社会現象に乗らない手は無い。
流行を押さえてこそモテる男だ。年末年始、一気読み、一気見して追いつこう!
■あわせて読みたい
■ライタープロフィール