単位の発表も終わり、気づけば新学期の時期。
みなさんの中で留年が決定した人はいるだろうか。
留年してもいつまでも落ち込んでいててはどうにもならない。
今回は1年前に留年した僕の経験を交えながら、ポジティブに留年する方法をレクチャーしたいと思う。
留年の1番のメリットといえばとにかく自由な時間が増えること。
あと1年間大学生ができる!素晴らしい!
ここで頭を悩ましている人はかなり多いと思う。
僕の場合、1年生のとき8単位しか取っていなかったにも関わらず嘘の単位表を作成していたため留年についてはまったく怪しまれていなかった。
しかし、学校から親宛の書類が届いた時に学年が違うことに気づいたことで留年がバレた。
そして次に取った行動が逃亡。実家に住んでいたのだが家出をした。
帰ってこないことを心配(?)した両親から鬼電の嵐。怒りのLINEも何百件と届いていた。
さすがに死んだとは思われたくなかったのでLINEで「ごめん、しばらく帰らない」とだけ送り、着信拒否&LINEブロック。
こうして家出生活が始まりSMSで「もう怒らないから帰っておいで。お金だってないでしょ?」とのメッセージをきっかけに半年後のほとぼりが冷めた頃にひょこっと帰ったら特に何も言われなかった上に、お小遣いももらえた(わーい)。
僕のくだらなすぎる親への対応をお話ししたところで、真面目に留年中の過ごし方について考えてみた。
僕の周囲の留年した人で1番多いのがこれ。
むしろインターンのために留年した人もいるくらい。
長期インターンは、社会人になってからそのまま使えるスキルが身につくことが望める。
普通の学生生活やアルバイトでは決して経験することができないであろう、実務に直接携わることができ、社会人としての基本スキルを先取りできる。
また、ビジネスコンテストや自分で事業を立ち上げたりする人も多くいる。
TOEICやその他の資格などを取得することも自分のスキルアップ。
時間がないととれない資格や自分の大学での研究分野とはちがうものに興味を向けてみるのもありかもしれない。
社会人になったら長期休暇なんてそうそう取れないので、今のうちに行きたい国に行っておくのもいいかも。お金がなくてもバックパッカーとしてホテルではなくドミトリーにとまれば安く収まるので貧乏学生もギリギリ行けるはず。
高時給バイトを鬼のようにシフトを入れれば、低月給のサラリーマンより手取りにしたら多く稼げることも・・・! 塾講師・キャッチ・治験・ホスト・パチンコ屋あたりを狙い撃ちして学費でも稼ごう。
留年いたからといって突然留学し始める人は少ないが、これもかなりアリかと。単位に余裕があるけど特定の科目を落としたために留年になってしまった人は検討してみては?
ここで留年したことによって生じるメリットとデメリットを考えてみた。
まずはメリットから。
次にデメリット。
しかし、やはり留年はしないほうがいいと思う。
留年したときのメリットだって、留年しなくても実現可能なことばかりだ。
ビジネスにおいて成功している天才や著名人は留年や中退をしている!という言い訳のようなものをよく耳にするが、果たしてあなたは天才なのだろうか。
日本人のほとんどが凡人なのだから、そのような理論を安易に持ってくるヤツは凡人以下のバカかもしれない。
本当に天才や秀才だったらそのようなことはまず言わないだろう。
気になるのは学校での過ごし方。
また留年しないために単位は死守しなくてはならない。
友達がいないというくだらない理由は欠席の言い訳になんんて微塵にもならないことは理解しよう。
欠席した授業の内容、提出物、テストのことなど友達に聞きたいのに聞く人がいないなんてことがないよう、今から後輩にネットワークをつくっておこう。
サークルに入っているならそこで仲良くなっておくのが1番。
もし所属していないなら、同じ授業の仲良くなれそうな人に自分から話しかけてみよう。
できるだけ先生のお気に入りになろう。
質問攻め、欠席が多くなってしまった事情を話す、留年生だということ認識してもらう、将来の夢などを語るなどあの手この手で先生に近づいて、同情してもらう。
先生も人間なので、自分に懐いてくれている生徒の単位は落としたくないはず。
ゆっくり休んだり、遊んだりするのもいいだろう。
しかし、遊びにも自分の成長を兼ねたものができれば最高だ。
たとえ金銭面が厳しかったとしても、ただ時間をお金に変えるようなバイトだけで大半の時間を使って欲しくない。
お金を稼ぎながら少しでも自分が成長できるアルバイト、もしくは短時間で効率的に稼ぐことができるものをオススメしたい。
あまりオススメはできないが、借金をすることも考えてもいいだろう。社会人になったら意外とサクッと返せるものという話を聞く。
人生における学生の時間は想像以上に貴重だ。
反省しつつ、今後1年間の自分のプランニングをしてみてはどうだろうか。