カラーしたら思った色と違った! 直してもらえるのかな・・・? セルフカラーをしたらムラになってしまった、どうしよう!
これらの疑問、あなたも一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
今回は、ヘアカラーや髪にまつわる日頃の疑問を、美髪アドバイザーとしても活躍されている表参道Lilyの美容師、寺村優太さんにあれこれ教えてもらいました! 今後のあなたのカッコよくなるをお助けするアンサー満載です!
その場で言いづらい場合などは後日電話で問い合わせてみるといいですね。
基本的にはHPに「施術後〜○日以内のお直し承っております」と記載があるので確認してからカラーするのが確実かと思います。
もちろん、お直しがきかないサロンも中にはあるので事前にしっかり確認しておくことが必要です。
このお悩みの解決策としては、カウンセリングの際に理想のカラー(もしくはそれに近い)画像を見せるなどして意思疎通をすることですね。
きちんとイメージをお互いに共有できていればカラー失敗は避けられるはずです。
市販のカラー剤は、セルフで染めてもなるべくムラにならないようにするために、カラー剤のパワーを強く作られているのでダメージが強くなってしまうからです。
また市販剤の場合は、ダメージの蓄積があり、その後サロンでカラーやパーマをしようとしても効果や色が出にくくなってしまいます。
サロンでカラーをする一番のメリットは、希望の色を再現でき、その中でもお客様により似合うように微調整できること。
もちろん、ダメージも最低限に抑えられていますし、カラー後のケアも含まれます。
実はムラには、2種類あります。
一つは、横ムラと呼ばれる根元から毛先にムラがあるもの。セルフカラーでなりがちなのは、この横ムラですね。これはサロンでカラーすることによって直せるケースが多いです。ただ明るめのカラーではなくある程度色の濃い暗めのカラーにはなってしまいます。
二つめは、縦ムラと呼ばれる束ごとに色の違いのムラがあるようなもの。これはシャンプーである程度色素を落としてからカラーすると綺麗に染まります。サロンに行った際にカウンセリングでムラの状態を見てもらってから施術してもらうようにすれば失敗は防げます。
くれぐれもムラをセルフで直そうとしない事。余計にひどくなると直せなくなってしまいます。
毎日のシャンプーで色が落ちて行ってしまうので、自宅でできるケアとしては、
•人工的に入れた色なので、シャンプーの回数を減らす
•なるべくぬるま湯でシャンプーの時間を短縮
•あまりに洗浄力の強いシャンプーを使わない
シャンプーはとても大切で一回一回抜き取られる色素の量が商品次第で変わります。市販のシャンプーは洗浄力の強いものが多く、その分色落ちもしてしまうので、お財布と相談して可能ならサロン専売品を使うことをオススメします。
また、もしもセルフカラーをする場合なら、塗り終わってからしっかり時間をおいているかどうかも大切です。
それで色持ちが全く別物になってきますし、一見色素が入って染まっているように見えても、カラー剤の結びつきが弱く色が落ちやすくなってしまいます。
そのため、塗り終わってから、カラー剤の時間をしっかりと放置するのも大切です。
実は、ボタニカルシャンプーに入っている天然由来という言葉は定義がなく、
あいまいなものなんです。
しかし、商品を発売する上で、パッケージや謳い文句はとても大事ですよね。
既存の商品でも、「ボタニカル」や「オーガニック」と言い方を変えることで、売り上げが変わることがあるので、マーケティングの一つとして生まれた言葉でもあると思います。そのため、髪に良さそう、に聞こえる商品とも言えます。
薬の力は単純に薄まりますが、カラー剤と混ぜることで色も染まりにくくなります。さらにトリートメントを混ぜることで余計ムラにしてしまうかもしれないので注意が必要です。
この時期に染めてはダメ! というものはありませんが、皮脂膜という頭皮を守る膜がカラー剤で壊されてしまうので、前回カラーした時からあまり間隔をあけないと頭皮が赤くなってしまったり、頭皮に激痛が走ることがあります。
肌のターンオーバー(生まれ変わり)は28日と言われていて、肌が再生する前にカラーをするのはダメージが大きくなってしまいます。なるべく感覚をとって染めるようにしましょう。