少し前にはなりますが、元アイドル・現ママタレと一般人との不倫が話題になりました。なんでもオンラインゲームで出会ったとか。
それにしてもどうやって芸能人を落とせたのか……我々一般人としてはなんとも夢のある話です。そして当の彼女ですが、アイドル時代から金髪で、下町出身、下町在住。気さくで強気な性格で、少しやんちゃな、“元ヤン”というイメージがある女性でした。
で、です。誰もが知っているような超有名芸能人でも一般人に恋をしたのは、「元ヤン」という点に何かヒントがあるのではないかと。
芸能人と一般人の壁さえも超える「元ヤン」というキーワード。これは深堀せざるを得ません。そこで今回は、ビッチ図鑑番外編「元ヤンビッチの落とし方」を紹介します!!
始めに、元ヤンビッチの定義とはなんなのか。今回は、中学時代にすぐ授業をサボり、放課後は先輩の家でたばこを吸い、夜は彼氏のバイクでツーリングしていた。でも家庭がわりとしっかりしていたこともあり、大学へ進学、就職もして一般企業に勤めている女子とします。
様々な末路を迎えるヤンキーの中でもかなり幸せなパターンです。このパターンが、元ヤンビッチと普通の人間が大人になって同じ世界線を生きる王道かと思います。
今は一見まともに見えていても、荒れた中学生時代を過ごしていたので、基本的な勉強が嫌い。その代わりに遊びの経験は早く、初体験も14歳で済ませている。25歳だとしてSEX歴が11年目なので、普通のペースでヤッていても、単純計算で経験人数が積みあがっていく。
そんな無自覚ビッチが「元ヤンビッチ」です。
このように中学時代の勉強時間を全て遊びに費やしてきた彼女なので、中学時代に最も知っておきたい「メイク」と、「エロ」の知識が豊富です。中学生の遊びの究極はこの2点に集約されているといっても過言じゃありません。ここを基礎固めできているのは強いです。
そして中学時代にいわゆる先輩達と遊べた、というのはある程度顔が可愛い証拠。元々顔が良くて、メイクの知識豊富でエロい。元ヤンビッチはなかなかいい女です。
そんな元ヤンビッチはどこにいるのか。「一般企業に就職」と先述しましたが、普通の人間と同じ世界戦で就職している彼女は、就職後も地元にいる率が高いです。
地元大好きだからというのと、実家が太いから。たとえ中学時代に少し踏み外していようとその後軌道修正できるくらいの財力と熱心さを持っている実家です。23区内に実家があることが多いです。
終業後は地元に帰って家にいるか、地元の友達と飲みに行くか。狭いコミュニティを大切にするあまり意外と地味で内向的な生活をしている元ヤンビッチ。出会うには近所の駅前居酒屋あたりが一番手っ取り早く出会えます。
さて、元ヤンに限らず、「人は14歳の時に触れたものが人格形成のベースになっている」という説があります。14歳の時に見た映画、聞いた音楽はその後も影響を受け続けるし、当時抱いた感情は、今の生き方のベースとなっているはずです。
元ヤンも当時さんざん触れてきた「先輩」、「車、バイク」、「タバコ」、「ヒップホップ」、「犯罪すれすれ行為」は、彼女の血となり今でも体の奥底に流れていて、ふと思い出すと懐かしく、エモい物事なのです。
人はエモに触れた時、股が緩くなります。エモの看板さえあれば、SEXさえもエモい行為と変換され、ハードルがぐんと低くなります。
つまり元ヤンを落とすには、元ヤンをエモくさせるのが手っ取り早い方法。
具体的には「年上の男が、セッターを吸いながら、AK-69が車内で流れる黒塗りで迎えに行く」これだけで元ヤンビッチは急にエモい気持ちになります。恥は捨てましょう。
では元ヤンにエモい思いをさせ、見事付き合えた場合、デートはどこに行けばいいのか。正直飾らなくて大丈夫です。ふだんはドライブデート(必須)に、ファミレスでも可。意外と庶民的な方が、元ヤンビッチも素の自分をさらけだせるので喜ばれます。
ただし記念日だけはしっかり祝ってください。元ヤンビッチは恋愛観も中学時代に完成されているので、記念日にはうるさいです。薔薇の花束を用意するなり、ホテルの最上階で泊まるなり、派手な演出で祝うと元ヤンビッチは大喜び。普段とのメリハリで大切にしているアピールは絶対忘れずに。
これらの少し恥ずかしい行為をする上で大切なのは、「決してビビらないこと」。強い男好きが刷り込まれている元ヤンにとって、気が小さい男がこの世で一番嫌い。
もしあなたが元隠キャであろうと、ヤンキーにいじめられていようと大人になればそんな過去は隠せます。正々堂々と元ヤンビッチに対峙しましょう。
元ヤンだって大人になっています。急に舌打ちしてきたり、彼氏を呼び出したりはしませんのでご安心を。
強いメンタルで、元ヤンが当時を思い出すようなドライブデートプランを練り、ビビらず恥ずかしがらず遂行出来れば、元ヤンビッチの心ゎ、まぢでぁなた一途になること間違いなしです!!
イラスト:矢島光
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