みなさんは、雑誌の占い記事や性格診断の記事などを読んだときに自分に当てはまっていると感じたことはありますか?
例えば、「あなたはロマンチストなところがありますね」とか「あなたは、熱しやすく冷めやすい一面があります」など。実は、これらは誰にでも当てはまることを話術などのテクニックを使い引き込ませているに過ぎません。
このような心理的な話術をバーナム効果、あるいはフォアラー効果といいます。前述の性格診断のように誰にでも当てはまる記述をさも自分のために診断された内容だと思い込んでしまう現象を指す心理学用語です。
こちらのツイートをご覧ください。
誰にでも当てはまることをドヤ顔で言えばそれっぽくなる例
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「◯◯ちゃんいっつも明るいけど、一人で抱え込んでることもありそうだよね」
「そうやって強がってるけど、本当は甘えたいときもあるやろ?」
「気が強く見えるけど、本当はちゃんとした恋愛に踏み込むのが怖いんちゃうの?」 pic.twitter.com/Tc0mNfgaL6— ヒデヨシ (@cook_hideyoshi) 2016年10月4日
このツイートのように誰にでもあてはまることをドヤ顔で、目の前にいる君だけのために囁くだけで女心は揺れ動くもの。
実際にバーナム効果(当たり前のことをドヤ顔)で女の子の心理に働きかけるワードをご紹介します。
「自分が思っているよりも無理している部分があるから、まわりに気を使いすぎて疲れてるんじゃない?俺にだけは弱音吐けよ」
出た!たいして知りもしないくせに「俺は知ってるよ」アピール!疲れてるのはお前だけじゃない!みんな同じや!!
「いつも強がってる風を装ってるけど、実はロマンチックで乙女な部分があるの知ってるよ。俺、ちゃんとお前のこと見てるからさ」
ロマンチックはバーナム効果の頻出単語ナンバー1です!ロマンチック?そんな一面、新橋の小汚いおっさんさえも持ち合わせてるわ!
「みんな君のこと真面目な優等生だって言うけどさ、実はすごく繊細で女の子らしい部分を隠してること気づいちゃったんだ♡」
真面目な優等生の意外な一面、俺だけは知ってるんだアピール。いやいや、誰にだってギャップや意外な一面くらいあります。常に完璧じゃ疲れちゃうでしょ!ん、このコメントがすでにバーナム効果っぽい?
上記のように、当たり前のことをドヤ顔で言いながら女の子に”頭ポン”のひとつやふたつキメてやる時の常套句は「〜に見えるけど実は〜なところ気づいてるよ」という文法です。例え知らなくても、1mmも思っていなくても、だいたい誰にでも当てはまるんで「この人、私のことを分かってくれてる…素敵!」となること間違いなしです!