男飯と聞いて真っ先に思いつくのは、ラーメン。気付けば週3でラーメンを食べている、なんてMTRL読者も多いのではないでしょうか。多種多様なラーメン店が熾烈な競争を繰り広げるなか、これでもか! と漢気を問われるラーメン店があります。それこそ、ラーメン二郎!
とにかくその量の多さで知られるラーメン二郎ですが、「ジロリアン」と呼ばれる熱狂的ファンがいることや、まるで呪文のような注文方法も有名です。そんなラーメン二郎独自のルールが分からなくて、気になってはいたけど未経験です……という方も多いはず。今回、初来店の前に押さえておきたい初心者用二郎ルールをお届けします!
いつでも行列のできるラーメン二郎では、並んでいる最中にお目当ての食券を購入します。その際、店員の方に「大きさは?」と尋ねられ、麺の量をリクエストできます。選択肢は「小」か「大」のふたつですが、例え「小」でもそこはラーメン二郎! 一般的なラーメンの2倍の量が出てくるので覚悟しておきましょう。店舗によっては「少なめ」とお願いできるので、自分の胃の調子と相談して頼みましょう◎
行列の絶えないラーメン二郎にとって、店員さんやお客さんが気にするのはお店の回転率。そのため、空席ができたらスグに着席! とスムーズに店内移動することが暗黙のルールになっています。移動の動線を短くするべく、着席する前にセルフ式のお水は用意しておきましょう。飲み物の持ち込みはOKですので、脂対策に烏龍茶などを持参するのもおすすめです。
「にんにく入れますか?」こそ、あの呪文コールの合図! つまり「トッピングは何にしますか?」と聞いています。ラーメン二郎では、野菜、にんにく、アブラ、カラメが無料でトッピングでき、その量もお好みでオーダー可能。「ニンニクマシマシヤサイアブラ」を翻訳すると、「野菜と背脂、にんにくは更にたくさん! 」という意味になります。量を多めにオーダーしたい場合に「マシマシ(増し増し)」と付けましょう。
おいしくラーメンを頂いたあとは、長居することは許されません。順番待ちの他のお客さんのためにも、食べ終わった食器やコップはカウンターへ返却し、あらかじめ置いてある布巾でテーブルを綺麗に拭きましょう。「立つ鳥跡を濁さず」の如く、テーブルの片付けをお客さん自身がすることもラーメン二郎ならではです。
いかがでしょうか。
一口にラーメン二郎と言っても、三田本店を筆頭に目黒店や神田神保町店など、多数の店舗があります。店舗によって細かいルールは違えど、この最低限のルールを知っていれば怖いものなし! 我こそはと漢気を試してみたいMTRL読者の諸君、ぜひ近場のラーメン二郎へ足を運んでみてはいかがでしょうか。