みなさん、既読無視(既読スルー)という言葉を聞いたことありますか?
「既読(きどく)」とは、ご存知LINEでチャットをする際、相手に読まれると時刻の上に表示される機能の一つです。LINEを使う上で悩みとしてよく耳にしますが、「既読」をつけたまま無視されると結構ショックですよね。
しかし最近、会話をしている最中でも、スタンプを送ると返事が返ってこなくなる経験などありませんか? むしろ、既読すら付かないこともありませんか?
例えば、仕事じゃないのに、半日以上既読がつかない、Twitterには浮上してるのに既読がつかない、好きな子にLINEで告白したけど、一週間既読がつかない etc…
そうです。以上の現象を「未読無視」というそうです。LINEを送っても、既読すらつかない!
今回は、そんな悩めるMTRL読者のみなさまへ向けて、その原因を徹底的に解明したいと思います。
“LINE疲れ”に陥る学生たち「返信は義務」80%…既読機能が苦痛:http://www.sankei.com/life/news/130831/lif1308310036-n3.html
LINEに既読機能がついたことから、返信に対する義務感が強くなりちょっとした問題となっています。既読をつけたら返さないといけない……といった気持ちになるのは、上記の”LINE疲れ”という現象に陥っているからなのではないでしょうか?
・緊急性がない
・返す必要がない(やりとりが完結してる)
・興味がない
・相手にしたくない
上記の理由から見ると、比較的チャットの内容というより送信者と受信者の立ち位置が重要に感じられます。
「この人だから返信しなきゃ!」「この人だから返信しておきたい!」といった気持ちが重要で、互いに互いのことを思い合う気持ちが一番重要なのかもしれません。
「既読をつけることへプレッシャーを感じる」
これは、筆者の知人に一番多い回答でした。LINEは、通知を押してトーク画面を開くと既読がついてしまいます。「既読がついたまま放置してしまうなら、いっそ開かないまま放置していた方が良くない?!」というところから、返信を後回しにしてしまう方が多くいるようです。
既読無視と同様、未読無視も同じような理由が当てはまります。
・緊急性がない
・返す必要がない
・興味がない
・相手にしたくない
痛いところを突けば、異性間における既読・未読無視は致命的な「脈なし」サインだということが伺えます。逆に、恋する相手に対し既読機能をどう活かすかで、アプローチの仕方も変わってくるのではないでしょうか。
もしかすると、過去の失敗談などから本記事の内容をネガティブに受け止めてしまう方もいるのかもしれません。ただ、現代を生きる我々にとって、進化していく連絡ツールに対応することは最早常識となってきました。
しかし、SNSを通した問題は、【人と人】が関わっていく以上、コミュニケーションの取り方一つで様々な形を帯びて変わっていきます。
チャットを送信する際は、送信者と受信者の信頼関係に基づいた「送るタイミング」と「受け取り方」を意識しましょう。そうすることで、今後のコミュニケーションでより良い関係を築くきっかけになるかもしれません!
SNSが普及したことで、ディスプレー越しでのコミュニケーションの機会が大多数を占めるようになりました。ディスプレー越しでは相手の表情や、感情までは読み取れないため、より相手への配慮や、気配りに神経をすり減らす傾向にあるように感じます。
特に上記にもありました学生の既読設定の苦悩や、社会問題にもなっている「いじめ」問題など、その背景にはコミュニケーション力の低下が伺えます。
SNSはあくまで連絡ツールという時代は終わったのかもしれません。今後はSNSはコミュニケーションの重要項目として向き合わなければならないのかもしれません。