レッドブルのサマーエディションが好きすぎて毎日がぶ飲みしている筆者です。
夏の暑さには季節独特の疲労感がありますね。この夏、暑さに負けないよう「エナジードリンク」にお世話になった方も多いのではないでしょうか。
しかし、その背景で、エナジードリンクの用法・用量を誤り、死亡にいたった事件もあるようです。
それ以降“エナジードリンク”でインターネット検索をしても「ネガティブ」な意見ばかりを目にするようになりました。
勉強×遊びを両立させるための手段として、多くの学生もビジネスマンも愛用しているエナジードリンク。
今回は、エナジードリンクの認識について紹介します。
ここ数年で爆発的な成長速度で市場を作り上げたエナジードリンク業界。現在、多くの有名飲料メーカーがエナジードリンクを発売するようになりました。
なので、「あっちよりこっちの方が安価で飲める」と、ジュースを選ぶような感覚で選んでしまいがちですね。しかし、エナジードリンクと一般的なジュースは全く違います。ここで一度、何を基準に選ぶべきなのかを検討してみたいと思います。
まず、エナジードリンクに含まれている一般的な栄養素を紹介しておきます。
・エネルギー
・タンパク質
・脂質
・糖質
・ナトリウム
・イノシトール
・ビタミンB6、B2、B1、B12
・カフェイン
わ~、もうやめてくれ!と読み飛ばしたくなる部分ですね。
読者の心の中の悲鳴が聞こえてきたので、簡潔に要点のみをお教えします!
エナジードリンクには大量のカフェインが含まれていることが多いですが、そもそも日本で発売されているエナジードリンクには過剰だと言われるほどのカフェインは含まれておりません。そんなことを気にしだすと、コーヒーや紅茶なども迂闊に飲めなくなってしまいます。
もちろん、摂りすぎには注意しないといけないのですが、本当に気をつけるべきは砂糖類なんです。
皆さんはパッケージの裏面にある成分表をご覧になったことはあるでしょうか。
実は、日本の成分表は原材料の中でも多く含まれているものから順番に記載しないといけない約束がされています。
そこで数多くのエナジードリンクの成分を見ると、大抵のドリンクの先頭に記載されている原材料は砂糖類なんです。
基本的に砂糖類の()内にカフェインも記載されてますが、砂糖類の中では後ろの方にありますね。
次に、紹介したいのはその成分からの効果・効能についてです。ちなみに、上で紹介した栄養素には体の疲労を回復するような効果・効能には期待してはいけません。
具体的にエナジードリンクの効果効能を表現するのであれば、エナジードリンクは体の中で大量の糖質を燃焼させ、それをエネルギーに変えていることで機能しているものとなります。
飲んだ後にどっと疲労感があるのは、糖質を燃焼させてしまったがために着火剤となった栄養素たちを消費してしまったから。ということになります。
ですので、エナジードリンクの一般的な役割は瞬発的なハイパフォーマンスを有する際に心強いパートナーとなりうる可能性があるのです。
上記の説明でなんとなくは予想できたかと思うのですが、栄養ドリンクとエナジードリンクの決定的な違いは、
「回復」なのか「覚醒」なのか、ではないでしょうか。
ドラクエに例えるとホイミなのかバイキルトなのかの違いです。
そもそもエナジードリンクは清涼飲料水、栄養ドリンクは医薬部外品として扱われているため、商品としての扱われ方も全く別なので注意がひつようです。
いかがでしょうか。
一時的な元気を出すためにエナジードリンクは最適ですが、やはり飲み過ぎは体に負担をかけてしまいます。
皆さんも正しい用法・用量を守り、効率よく翼を授かりましょう!