「恋の賞味期限は3年」なんて言われていますが(2年や4年という説もあります)、そもそも恋をするのは脳に分泌される恋愛ホルモン「PEA」の影響によるもの。別名「惚れ薬」とも呼ばれるPEAが分泌されるとあなたの中でなにが起こるのか?このPEAによってあなたは操られているのかも…
PEAは恋をすると分泌されるのではなく、実はPEAが分泌されることによって恋していると錯覚しているのです。恋をしている時は、やる気に満ち溢れたり、食欲が減ったり、夜眠れなくなったりしませんか?これらはPEAの作用によるもの。しかも性欲が増して快感も倍増…!!これは何かに似ている…。そう、まるで麻薬のようです。さすが脳内麻薬PEA。快楽ホルモン「ドーパミン」とタッグを組み「恋は盲目」と言われるような状態が完成するわけです。
恋愛初期は相手のことを考えると胸がキュンとなったり、会いたくて仕方なくなったり、周りから見たらかなりイタイことをしていたり…(笑)。でもしばらく経つとキュンキュンもドキドキも感じない。「なんでこの人が好きなんだろう?」「もう冷めたかも」「これがマンネリか…」なんて思ったり。PEAは、最初は分泌量が増していきますが、ピークが来てからは分泌量が減少し、3〜4年で停止すると言われています。つまりそれが恋の賞味期限。恋の魔法がとけて「あれ、私何してたんだろ?」と我に返るわけです。ちなみに早いとたった2ヶ月で期限切れになるのだとか…。
しっかりと信頼関係を築いていけば、たとえ分泌が停止しても恋愛初期とは違った幸福感が得られるはず。でも、できるだけ長く分泌したいですよね!PEAは安心しきってしまうと分泌されなくなっていくため、刺激も大切です。不安や緊張状態のときは PEAが分泌されやすくなっています。たまには刺激的なことや、喧嘩をすることも大切です。余談ですが、不倫は常に不安やスリルを感じるため長続きしやすいのだとか。
もう頭のいい人は気づいているでしょう。相手にPEAを分泌させれば落とせるということを!「吊り橋効果」というのをよく聞きますが、これは不安や緊張によりPEAが分泌されるためでもあるのです。他にPEAを分泌させるには、自分の見た目をよくする、チョコ(赤ワインやチーズも可)を食べさせるという方法などがあります!後者の方が簡単ですが、効果は長続きしないのでワンチャン狙いの時にチョコを食べさせるといいかも!?
いかがでしょうか。
3年も交際が続かない人は結構多いですが、うまくPEAを利用すれば恋を長く楽しむことは可能です!ただし、この脳内麻薬に翻弄されて自分を見失わないように気を付けましょう。みなさんステキな恋愛を!