大都会東京、5年後に東京オリンピックを控え、ますます発展の色をみせています。東京と言えば、地方では考えられないほど電車が直ぐに来たり、カップルが堂々とペッティングしたり(かなり腹が立つ)、通勤ラッシュ時には駅員さんがお客さんを押し込んだり、痴漢が行われたりと、電車系の話はネタが尽きません。
そんな中で実際に起こった東京の電車ならではのお話を紹介します。読者の皆様も電車ではくれぐれもお気をつけください。
年上のカップルに呼ばれて都心部の居酒屋へ行き、美味しい料理とお酒をたらふくご馳走になり、挨拶を終えたあとに気持ち良く酔って終電間際の電車に乗り込むと、満員電車とまではいかないが、空席もなく立っている人も普通にいる状況。
「ついてないな」と思いながら、酔っているためドアにもたれて出発を待っていると、とんでもなくスタイルが良く、お洒落にヒゲを生やした20代中盤から後半くらいのオダギリジョー似のイケメンが乗ってきた。
そんな思いで見ていると少しの間目が合い、目を逸らしてもこっちを凝視しているのを感じた。これはケンカ売られるパターンだな、嫌だなぁと思っていると、案の定反対側のドアからこちらに来る。
めんどくさいことになりそうだと思っていると、彼は僕の目の前まで来て背中を向けた。なんだなんだと思っていると、おもむろに尻を左右に振り始めた。(求愛行動?)そのスピードは徐々に上がっていき、各停から特急、ついには新幹線のレベルまで達した(ちなみにキュッと上がった小ぶりなお尻)。恐怖を感じた僕は次の駅で向かい側のドアの方へ移動した。
またおもむろに尻を振り始めたので、恐怖を感じつつ、また次の駅で女性と女性の間のつり革につかまり、安心していると、後ろにヤツがいた。2人の女性に目で助けを求めたが、全く効果なし。
このままいくと家までついてくるのではないかと思いつつ、心の底から恐怖を感じていると、僕の降車駅の二つ前で彼が降りる気配がしたので安心していると、耳元で
という声が聞こえた。
一瞬で股間がキュッとなった。
駅からはタクシーで帰りました。
電車に一人で乗るときは未だにおそろしく、男性が目の前にいると尻を振られるのではないかと疑心暗鬼になります。
いかがでしょうか。
筆者はこの経験のあと、女性専用車両のある意味を感じると共に、改めて女性の素晴らしさを感じました。イケメン読者の皆様、電車ではくれぐれもお気をつけください。あの日の彼は、今日もターゲットにお尻をアピールしているかもしれません。