就活の情報解禁がされ、そろそろ就活生は、会社説明会に足を運んだり、エントリーシートの記入に追われている頃かと思います。
今までの陽気な大学生活とは一転し、慌ただしく堅苦しい毎日に戸惑っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな就活生をサポートしてくれる、お役立ちアプリをご紹介します。スマホのアプリを活用することで、ミスや面倒な作業を減らせば、よりよい成果を出せるかもしれません。
まだインストールしていないものがあったら、ぜひ使ってみてください!
就活中のスケジュール管理に欠かせないのが、この「Todoist」というアプリ。
就活期間は、エントリーシートの締め切り、説明会や面接の予定に追われる日々です。実際に私は24時間営業の郵便窓口に行って、深夜に速達でエントリーシートを出したりしていましたし、1日で3つ以上面接を受けるため、お昼も食べずにタクシーで都内を移動している友人も多くいました。
そんな毎日の中で、大事な予定や期日を見落とすことがないよう、管理するのに「Todoist」が活躍。優先度を決めて管理しておけるので、1日に複数の予定があっても何から手をつけるか判断できますし、課金してリマインダーの設定をすれば、特定の日時や位置情報で通知もしてくれます。
慌ただしすぎて面接をうっかり忘れてた! なんてシャレにならないので、重要な予定はアプリで管理しておくと安心ですね。
意外と役に立つのが、「入学・卒業年度計算」というシンプルな計算アプリ。
エントリーシートや履歴書に記入することの多い、学歴の入学・卒業年度を、指を折りながら数えようとしていませんでしたか?
このアプリは自分の生年月日を入力するだけで、小学校~大学までの入学・卒業年度を西暦と和暦の両方で表示してくれます。留年や浪人の経験がある人も簡単な足し算をするだけで使えるので、就活期間だけでもインストールしておくといいかもしれませんね。
「文字数カウントメモ」は、普通のメモアプリにはない、文字数を数えてくれる機能がついているので便利。
就活時期は忙しいので、電車での移動中など、隙間時間を活用してエントリーシートに書く文章を考える人も多いかと思います。スマホのメモアプリに入力した文章を、ネット上の文字数カウントのサイトにコピペして数えようとしていた人もいるのでは?
「文字数カウントメモ」なら入力しながら文字数まで調整できるので、余計な手間が省け、隙間時間を効率よく使ってエントリーシートを作成できますよ。
「就活メール・テンプレ」は、就活の際に作成する必要があるメールの文面を、テンプレートで揃えてあるアプリ。
普段の友達とのやりとりや、日常会話の敬語とは違い、ビジネスメールには今までの人生で一度も使ったことのないような言葉やルールがたくさん出てきます(なぜ学校で教えてくれないんだろう)。OB訪問や面接の日程調節の際には、志望企業の方とのメールでのやりとりが必要になってきますから、ある程度身につけておく必要があるでしょう。
とはいえ、最初から自分で文書を考えるのは不安ですよね。このアプリ内には、説明会~内定までの過程で使える、お礼・依頼・報告・辞退など、シチュエーション別のメールの文面のテンプレートが揃っており、何を書いたらいいか困ったときに、とても便利。
また自分の名前や大学名などの情報を入力しておくと、それらを反映した署名付きの文章で作成してくれます。まずはこのアプリを参考にして、ビジネスメールに慣れていくといいかもしれません。
多数の就活生がインストールしているであろうSPI対策のアプリは、問題数の多いものを入れておくと、たくさん練習できるのでオススメ。
ほとんどの企業では、選考の途中で、学力や性格を診断するテストが行われます。テストの種類は、「SPI」「玉手箱」「TG-WEB」といった共通のものから、企業独自のものまで様々。
その中でも最も一般的に利用されているのが、この「SPI」です。
SPIの問題は、数学のような「非言語」と国語のような「言語」の2パターン。内容は高校受験の問題程度でそんなに難しいわけではないのですが、中学校で習った速度の計算式などは、忘れてしまっている人も少なくないでしょう。
問題の難易度が高くない分、限られた時間内でどれだけ正解を出せるかが重要。アプリで繰り返し過去問を解くことで、パターンを把握し出題・回答の形式に慣れておくと、実際の試験でも落ち着いて解くことができます。
移動の多い就活中の読書は、電子書籍アプリの「Kindle」を活用してみましょう。
企業研究に役立つ「四季報」や時事問題対策の定番「朝日キーワード就職」、SPI対策の問題集などは就活生の基本アイテムですが、分厚い本を持ち歩くのは大変ですよね。
これらすべて、電子書籍版で「Kindle」のアプリにインストールしてしまえば、持ち運びもラクラク! 説明会や試験に向かう途中でも読めるので、移動時間を有効活用したいときや、ギリギリまで勉強を粘りたいときに役に立ちます。
就活に役立つ情報が読める「日本経済新聞 電子版」も定番のアプリ。
新聞のチェックは就活に欠かせませんが、一人暮らしの部屋に何日分もの紙の新聞を保管しておくのは、かなりスペースをとりますよね。バックナンバーを振り返って読む必要があるなら、電子版のアプリをインストールしておくのが賢い方法でしょう。
「日経新聞 電子版」を読んでおけば、企業研究にも役立ちますし、志望している業界の動きを知っておくことで、エントリーシートや面接の質問にも答えやすくなるはず。周りの子よりも1歩踏み込んだ回答をするなら、読んでおくべきだと思います。
時事問題の対策をするなら、「News Picks」のアプリもおすすめ。
就活では、最近気になるニュースについて自分の意見を述べる機会もあります。ただ就活になって急に世の中の動きを気にするようになった人は特に、ニュースに対して意見を考えるのが難しかったりしますよね。
そんなときは「News Picks」のアプリで、ニュースと、それに対する専門家や様々な人のコメントをチェックしてみましょう。世の中のどんな動きが関係して、その出来事が起きたのか、どんなメリットやデメリットがあるのか、自分1人では想像できないようなところまで触れているコメントを読み、それらを吸収して考え直すことで、説得力のある意見を組み立てられるかもしれません。
楽しい楽しい大学生活に突如現れた試練、就活。初めての経験ばかりで苦労することは多いかもしれませんが、スマホアプリを上手に駆使して頑張ってくださいね!
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