--ネットで大学生を叩くのが趣味の大人だって、かつてはみんな大学生。
こんにちは、編集長の佐野です。
先日、ネットで某山学院大学の学生がスーパーで「サンバゲーム」なるものを踊った動画をSNSに投稿し、大エンジョイしていましたね。
ネットの反応は、「呆れた」「チンパンジーかな?」「場所をわきまえろよ」などなど、多くの批判が集まりました。
もちろん、他人に迷惑をかける行為はダメです。でもさ、ちょっとみんな他人のこととなると厳しすぎません?
ネットの匿名性も相まって、みんなが叩いているものなら自分も叩いてオッケーって風潮。正直、どうかと思ってしまうよね。
今回、問題となった動画をおさらいしてみましょう。
めっちゃ青春じゃん。
元気があって何より。楽しそうだし。燃やしてる人の中には「某山学院」とか「男女で楽しそう」とか別の要素に対して、軽い嫉妬心が引き金になっている場合も少なくないだろう。
今回は、そんなサンバゲームについて現役某山学院の大学生に解説していただきました!
佐野:サンバゲームってなんですか? 実際に某山学院で流行ってるんですか?
学生:飲みゲー(飲み会でやるゲーム)ですね。青学ってか飲み会とかする大学生ならみんな知ってますよ!ただ、学校やサークルによってルールをアレンジして独自性のあるゲームになっています。
佐野:どうやるんですか?
学生:手を上にあげたらみんなでガンガン言って、両隣がクルクル回る。手を下げたらみんなでガンガン言いながら回る。差されたら両隣がガンガン言う。
佐野:ん…???(日本語が不安…)
学生:ふつーのサンバゲームプラス、上にピーピーしたらその両サイドが回りながらガンガンで下にピーピーしたら全員回りながらガンガンするだけ!回るっていうのがミソっす!
佐野:(なに言ってんだこいつ…)
学生:ルールはこうです。
【普通のサンバゲームのルール】
・5人以上が基本
・みんなで輪になる最初に始める人が
ぴっぴっぴぴ、ぴっぴーぴぴっぴ
って言って前半の「ぴ」で自分を指して、後半の「ぴ」でメンバーの中のだれかを指差す。(指はキツネにする)指名されたひとは
ぴっぴーぴぴっぴ、ぴっぴーぴぴっぴっていってまた他の人を指名する。
指名されたひとの両隣のひとはガンガン言いながら踊る
これを繰り返す
これに上のルールをプラスしたのが上級サンバゲームだとおもいます!
佐野:じょ、上級サンバゲーム?!
学生:たけのこニョッキゲームのカムサハムニダバージョンみたいな感じの進化系です!
『ぴっぴーぴぴ、ぴーぴっぴっぴぴ』
『がんがんががん、がんがんががんがん』
のリズムでずっとゲームは進みます!
元々メジャーなパニパニの進化的なかんじがサンバゲームともいえます!
パニパニゲーム動画
佐野:なんだか、自分が自分の思っている以上に大人になってしまったんだな…って軽く凹むほど何言ってるか分からないですね。
学生:えっ?はい?!
飲み会でやると「盛り上がること間違い無しのゲーム」と太鼓判を押していたので、まわりに迷惑をかけない場所を確保しやってみましょう。
SEIYUで踊るのだけはダメだぞ!絶対にだ!
ちなみに、例の動画のサークルについてもお話を伺いましたが『美男美女』が多いことで他校の間でも有名なサークルなんだとか。学生に教えていただきました!
Amiとは、某山学院で顔選(顔選考)ありの華やかで美男美女サークル。
Amiっていうと「可愛い子多いよね!」って会話が出るほど某山学院以外でも名前は知れているほど。
活動日:不定期 月2~3回
人数:70人
リア充度:★★★★★
(厳密には4.5だが四捨五入で★5つ)AmiオフィシャルTwitterより
( @Ami_indoorsport )
写真をいただいたのですが、公式発表通りちょっとリア充度が高すぎておじさん怖いです。
しかし、こうした要素が非リア充のネット民の反感を余計に買ってしまった要因になっているのかもしれませんね。
とはいえ、冗談のつもりでやった軽はずみな行動もネットに上げてしまうと半永久的に残ってしまうもの。ちょっとした黒歴史がネット上に残り続けてしまうことを「ソーシャルタトゥー」と言うそうです。
正しいリテラシーを持ち学生生活を楽しみましょう。