春は出会いと別れのシーズン。
卒業して仲間や好きな人と離れ離れになってしまってなかなか会えなくなることを悲しんでいる人もいるでしょう。
卒業式といえば第二ボタンを渡すという恒例行事があります! 片思い中の相手や彼女、かわいい後輩に渡すなど人それぞれだと思います。もちろんMTRL読者の第二ボタンは残っているはずがないでしょうが。
では、いつから第二ボタンを渡すという習慣ができたのでしょうか? また、なぜ渡すのでしょうか? 今回は意外に知られていないその理由について紹介します。
第二ボタンを大切な人に渡すようになったのは1960年に公開された『紺碧の空遠く』という戦争を題材にした映画のワンシーンから。主人公が特攻隊として出撃が決まってしまい、大切な人に形見として第二ボタンを渡したことがきっかけといわれています。
以後、特攻隊の旅立ちと卒業の旅立ちを重ねて、第二ボタンを渡すという習慣ができたようです。
参考:http://blogs.yahoo.co.jp/future_rin_1001/1853981.html
第二ボタン以外のボタンにもそれぞれ意味があることを知っていますか?
1番上のボタンは自分、2番目のボタンは一番大切な人、3番目のボタンは友人、4番目のボタンは家族、5番目のボタンは謎のような意味が込められています。
それぞれのボタンを意味通りに渡している人はあまりいませんが、第二ボタンはやはり大切な人に渡すためにものになっていますね!
第二ボタンを渡す意味として巷で最も有名なのがこの理由です!
英語で「heart」には心や心臓、愛情という意味があるように心臓に心があると考えられてきました。
心に一番近いボタンだから一番大切な人に渡すというのはなんだかロマンチックですね。
このような理由を知ることで第二ボタンを大切な人に渡そうという気持ちが一層強くなったと思います。
卒業式に第二ボタンを渡すという青春を味わえることはなかなかありませんので、まだ渡せていなかった男子諸君は今からでも好きな相手に渡してみてはいかがでしょうか?