東大生ときくと、MTRL読者がイメージするのはこの人!
歯に衣着せぬ 物言いと、ゲスすぎるイケメン“稲井大輝くん”!
▲「ミスコンビッチ 」など数々の問題?発言で注目を集める稲井君 。
このままでは、従来の「ミスター東大」の名誉までもが危うい……。
というわけで、 今回はそんなイメージを払拭するべく、2015年ミスター東大に選ばれた正統派イケメン・片山直さんにインタビューをしてきました!
―:早速ですが、片山さんは高校時代どんな生徒だったんですか? やはり勉強ばかりしていたのでしょうか。
片山:通っていた高校は男子校だったので、楽しい思い出ばかりでした。
”文武両道”をモットーにしている高校でしたので、部活動と勉強、学校行事に打ち込んでいた三年間を過ごしましたよ。
ミスコンのPRにも記載している「三兎を追う」というのは高校時代がルーツになります。
―:二兎ではなく三兎なのですね。詳しく教えてください。
片山:本来のことわざは「二兎追うものは一兎も得ず」というもので、二つのものを追ってもどちらも逃がしてしまう。という意味です。ですが、二兎を追って捕まえることで満足せず、さらにもう一兎を追う姿勢が大切だと高校時代に教わりました。
高校時代はバスケットボール部に所属していたので、定期的に行われたスポーツ大会や文化祭が思い出に残っています。特に文化祭は、唯一女子と接点をもてる行事でしたので 、校内全体の盛り上がりは尋常ではなかったです 。
どれだけ女子のアドレスをゲットできるか、何人の可愛い子と話せるかなどなど、下心だけをモチベーションにして取り組んでいましたね(笑)。
―:文化祭で特に印象に残っているエピソードがあればお聞かせください。
片山:自分は人見知りなので、女子に声をかけることがなかなかできなかったのですが、一度だけ女子からアドレスを聞かれたことがありました。当時は初めてのことだったので、ものすごく嬉しかったのですが、どうやらその女子は自分の友人まわりにもアドレスを聞きまくっていたらしく……。
それ以降、女子から聞かれたときは友人同士で照らし合わせる習慣ができました(笑)。
女子ってすごい(意味深)。
―:部活動などの校外活動があれば、高校時代からモテていましたよね?
片山:いえ、まったくモテませんでしたよ 。さらに言えば、異性の目がないのでオシャレにも疎かったと思います。「目覚めたままの姿で生きる!」なんて言って、寝癖を直さず登校は茶飯事でした。
―:ミスター東大になってみて、周囲で変わったことはありますか?
片山:学食で声をかけられることが増えましたね。
他に身の回りで大きな変化は感じませんが、いつどこでだれに見られているかは分からないので、常に誰かにみられている意識は持つようにしています。
あ、だから高校時代のように寝癖のまま登校はしなくなりました(笑)。
―:コンテスト当日、自信はありましたか?
片山:下馬評では自分ともう一人の方 が候補だったらしいのですが、、本番では誰もが予想しない結果になったとか。ミスコンはSNSなどの投稿やフォロワー数で判断されがちらしいのですが、今回その常識が覆すことができて非常に嬉しいですね。
―:ミスコンで大変だったことはありますか?
片山:応援してくれる仲間の為にもアクティブに行動していきたかったので、「期待に応えたい」というプレッシャーは常にありました。その他、特に辛いことはありませんでしたし、いろいろな経験ができたのでとても楽しかったです。
―:東京大学を目指したのはいつごろでしたか?
片山:通っていた高校の校風が「みんなで頑張ろう」という、所謂、意識高い系の学校だったので一年生の頃から高い目標を設定していました。
そういった背景もあり、「どうせなら高いところ目指してやろう!」と意気込み、一年生の頃から志望校は東大に決めていました。
―:普段の勉強はどのようにしていましたか?
片山:高校生のうちは、定期テストの出題範囲とにかく勉強することと、テストの後は復習を徹底しましたね。部活動で勉強時間も限られていたので、毎日最低限の復習内容を設定し、勉強していました。
それと、定期テスト後や長期休み中は授業がないので、隙間時間をみつけては英単語や古文単語を覚えるようにしていました。
単語は特に、繰り返し頭に残す作業をしないと身につかないものだと思います。
―:勉強が苦手なMTRL読者に向けて、アドバイスをお願い致 します。
片山:目標を持って、自分だけ勉強方法を身につけるといいと思います。
「定期テスト」と「受験勉強」では方法が異なるじゃないですか。例えるなら「定期テスト」は短距離走、「受験勉強」はマラソンです。
短期で終わる定期テストは、短い時間でも集中して勉強すれば、ある程度の点数は取れると思います。あまりオススメはできませんが、一夜漬けでもなんとかなってしまうので。
一方、「受験勉強」ではそうはいきません。長く勉強するために自分のペースが必要ですし、試験内容も広範囲なので、限られた時間の中で要領よく勉強することが大切です。過去問も含め、多くの問題も解いていくと傾向もなんとなく分かるので受験が近くなる今の時期にはオススメですね。
来年受験を目指す高校生は、定期テストの復習から始めてみるといいと思います。
―:ありがとうございます。今この記事をみてくれている読者に向けて メッセージをお願いします。
片山:僕自身、ミスター東大になれたとはいえ 、まだまだオシャレや流行に疎く、”ミスター”と呼ばれる器ではないかもしれません。
これからMTRLを参考に、モテやオシャレを研究し、最高の東大ライフを送ろうと思います!
一緒に青春を楽しみましょう!
◆プロフィール
片山 直(かたやま なお)
1994年05月06日 (21歳)
東京大学 文化1類所属(2年)
2015年のミスター東大グランプリを受賞。
高校時代はバスケ部に所属。