ストレス社会と呼ばれる現代の世の中。多くの人が「うつ」で悩んでいます。今回は※COSMOPOLITANに掲載された記事を参考にうつに関する12のことをご紹介していきます。自分には関係ないと思わずにぜひご一読ください。
あなたの心の衝動や理性をコントロールする前頭前皮質は25歳ごろに成長が終わります。前頭前皮質が未発達だと、勉強、仕事、恋愛などからくる不安や絶望に対してうまく対処することができません。26歳以上になるまでは仕方ないのかもしれません。
おしゃれをして恋愛をして毎日を楽しく過ごしているように見えるあの子も、周りに見せないだけで本当はうつで悩んでいるのかもしれません。
なにもせずにただぼーっと景色を眺め、なにか食べたくても取りに行くのさえ面倒くさい。
うつになるとそう感じることだってあります。
ボストンの小児病院に勤める精神病医のゴールドマン先生はLiveScience誌に次のように語っています。
「ほとんどの人は14〜24歳の間に初めての鬱状態を経験します。たとえあなたが幸せな子供のように過ごしたとしても、鬱状態が20代前半に始まっている可能性はかなり高いです。」
例えば、恋人ができたときや就職が決まったときなどいろんなことがうまくいっているときでさえ、この幸せがいつまで続くのだろうかと不安になってしまうものです。
抗うつ剤の影響で性欲が減退し、甘い物を求めがち。だから性欲は湧かないし、体型だって維持するのが大変。
一晩中泣いていても恋人は戻ってきません。その時間の他のことに費やしたほうがよさそうです。
うつ状態だと何もしたくない、ただ寝ていたいと思ってしまいがち。
楽しいことはただ待っているだけでは訪れません。少し勇気を出して自分から何かしてみてはいかがでしょう?
残念ですが、勇気を振り絞って誰かにうつのことを打ち明けるとき、大抵の人は的外れな返答をします。
「気持ちがよくわかる」なんて簡単に言わないで欲しいですよね。しかし世の中はすべて思い通りにいくわけではありません。
お互いの気持ちを完全に理解するのは難しいことです。
散歩をする・ミネラルウォーターを飲む・スープを食べる・シャワーを浴びる、この4つをするだけであなたの生活が変わるわけではありません。くだらないと思うかもしれませんが、試せば少しでも気持ちに変化がでるかもしれません。規則正しい生活は心の健康の秘訣かもしれませんね。
何事も見極めが大切です。恋人とうまくいってないと思ったら何かしら手を打ちますよね? それと同じことです。自分自身が崩れてしまう前に専門機関に頼りましょう。
たとえば楽しい1週間を過ごしたあと、またうつの状態がずっと続いたとしても、あなたの人生すべてがつまらないわけではありません。短い期間でも楽しいと思えるときがあったはずです。
少しでも参考にしていただけると光栄です。
筆者の大学の教授の言葉でとても印象に残っている言葉があります。
「うつは諦めなければ絶対になおる。」
簡単なことではないと思いますが、この言葉が少しでも心の支えになればと思います。