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中学を卒業して会社の広報に。今注目の15歳、中野悠聖くんにクローズアップ! 

中学を卒業して会社の広報に。今注目の15歳、中野悠聖くんにクローズアップ! 

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今回「すごい15歳がいる」と聞いて、MTRLでインタビューをすることになったのが、スーツ姿の彼、中野悠聖くん。

TikTokでは「ゆうせいだお」という名前で発信しており、なんとフォロワーは40万人以上! AbemaTVの恋愛リアリティーショー『恋する♡週末ホームステイ』にも出演していました。

しかし、彼のすごいところは、それだけじゃないんです!

なんと悠聖くん、弱冠15歳にして、インフルエンサープロダクションRERAISE株式会社の正社員! 今年6月に大阪から上京し、広報として働いています!

そんな悠聖くんに、東京で正社員として働くことになった経緯や、現在の心境を聞いてみました!

中野悠聖くんにクローズアップ

誰かのきっかけを作れる人になりたくて始めた「TikTok」

ーーそもそもなぜTikTokを始めたんですか?

影響力が欲しかったからです。僕は今まで、素敵な人たちとの出会いに恵まれて、彼らの影響を受けて、人生がいいほうに変わってきました。だから僕自身も、人に影響を与えられる人になって、誰かの「きっかけ」を作りたい。そのために、いいと思ったものを、みんなと共有したいんです。

あとは、TikTokを見て「これはビジネスにつながりそうだな」と思ったのも理由のひとつですね。去年の9月半ばに発信し始めて、10月8日にフォロワーが1万人いったのを覚えています。

ーー中学生で「ビジネスをしたい」ってなかなか思わないですよね。どうしてビジネスをしたかったんですか?

中学生の頃の僕は「お金を稼げば稼ぐほど幸せになれる」っていう価値観だったんですよ。 でも中学生って、バイトもできないじゃないですか。だから、自分でビジネスの世界に飛び込んで、お金を稼ぎたかったんです。

ーー現在はどんなお仕事をしているんでしょう?

平日10時〜19時まで、ボクは未成年なので法的に8時間しか働けないため、原則1時間の休憩を挟んで正社員としてRERAISE株式会社で広報として働いています。入社当初は、営業として社長と一緒に営業先を回っていたのですが、最近広報としての仕事を任せていただくことになり、今一生懸命勉強をしているところです!

ーー動画投稿はお仕事とは別なんですか?

これは『正社員、中野 悠聖』としてではなく、「インフルエンサーゆうせいだお」 としての活動なので別ですね。それに、動画を作っている時も仕事という感覚は特にないので。「きっかけを作る人になりたい」という自分自身の目標を達成するための土台作りとして、応援してくれている方たちとの関係性を築き、自分のブランドを高められるようやっています。

時間的にも、仕事終わりに企画を考えて撮影をして、電車で移動中に編集をしているので、業務とは別で、個人的にやっている感じです。

受験勉強もしたけれど、社会に出て働きたい。15歳で正社員に

ーーどのような流れで、今の会社の正社員として働くことになったのでしょう?

もともとRERAISEとの出会いは、社長の又吉さんが「関東在住で本気で有名になりたい人いますか」とツイートしていたのを見て、僕がDMを送ったのが始まりでした。

「関東住みじゃないんですけど、本気で有名になりたいです。中学生です。TikTokで有名になって、インスタやツイッターにフォロワーを集めて影響力を持ちたいです。そしてビジネスに展開していきたいです。」って、送ったんですけど、そのとき僕のTikTokのフォロワーって、600人くらいだったんですよね。それでも社長は「メッセージありがとうございます」と返信をくれました。

それからずっと、「僕有名になります」って社長に言い続けていましたね。そしたら昨年10月、フォロワー1万人達成したくらいのときに、「すごいね」って言って、社長が大阪まで会いに来てくれて。インフルエンサーとしてRERAISEに所属することになりました。

ーーなるほど。最初はインフルエンサーとしての契約だったんですね。

はい。正社員になったのは、そのあと、12月くらいに仕事のことで社長と電話していたときの出来事がきっかけでした。

電話の最中、社長に「ゆうせいくん、喋るの上手いし営業とか向いてそうだよね。やってよ」って言われたんです。もちろん、冗談でですよ。でも僕、話すことは、自分が唯一好きで得意なことかもしれないと思いはじめていたんで、 「やりたいです!」と本気でお願をいして。 社長が社員さんたちと話し合ってくれて、入社できることになりました。

ーー高校進学は全く考えていなかったんですか?

いや、ずっと受験するつもりだったので、毎日5時間くらい勉強していました。全教科平均93点とっていたくらい、勉強はちゃんとしてたんですけど、頭の片隅にはずっと「自分のやりたいことじゃないかも」という気持ちがあって。社会に出て仕事をしたいという思いと、それを実現できるチャンスが重なったので、結果的に就職を選びました。

ーー学生をしながらできるアルバイトじゃなくて、正社員がよかったんですね。

そうですね。アルバイトをしてもらえる時給900円より、正社員として社会で働いて身につけられるスキルのほうが、僕にとっては魅力的でした。

ーー高校に行かず会社員になると言って、親や友達はどんな反応をしていましたか?

お母さんは心配して、「高校に行ってほしい」と言っていました。でもお父さんが、両親だけの話し合いの場で、「この年でちゃんとやりたいことがあるのはすごいこと。今まで頑張っていた受験勉強を捨ててまで仕事がしたいというのなら、応援しよう」と言ってくれたそうです。

友達は、突然のことだったので驚いていましたね。仲良いメンバー以外には言っていないので、他のクラスメイトは、僕が高校に行っていると思っているかも。

高校生活も楽しそうだけど、なりたい自分になるための環境があって、自分は幸せ

ーー実際に会社の広報として仕事を始めて、どうですか?

言葉遣いをちゃんとしないとな、と思いました。中学の部活では、先輩後輩と「敬語じゃなくていいよ」って関係だったんですけど、それが裏目に出て、今敬語に苦戦しています。15歳だからって甘えずに、気をつけたいです。

ーー最近、営業から広報に変わったということで。何か変化はありましたか?

「僕には営業が向いている」という思い込みがあったのですが、広報のお仕事を知るうちに、アイデア力を活かせるチャンスがあるとわかって、ワクワクしています。それに、広報はなかなか、新人には任せてもらえない業務。期待に応えられるよう、もっともっと頑張ろうと思えるようになりました。本当に環境に恵まれています!

ーー同級生のように、学生生活を送りたいと思うことはありませんか?

地元の友達のインスタのストーリーを見て「楽しそうでいいな」って思うことはあるけれど、その生活を送りたいわけではないです。僕は僕で、なりたい自分になるために仕事をさせてもらっていて、幸せなので。

それに、「遊ぶ時間ないんじゃない?」ってよく言われるんですけど、19時に仕事が終わってからは、事務所の先輩で2個上の、成瀬くんとよく遊んでいます。僕、成瀬くんみたく、「将来でかいことしたいよな」って、刺激的な話がし合える友達と出会えたの、初めてで。年の近い人と分かり合えたことが、すごく心地いいんです。

ちなみに、JK以上にタピオカ飲んでるし、ダーツもボーリングもカラオケも行ってます。遊べる友達の数が少ないだけで、みんなが思ってるより、たくさん遊べてますよ。

出会いに恵まれて、ここまできた


ーー冒頭で、「素敵な人たちとの出会いに恵まれて、人生が変わってきた」と言っていましたが、今までどんな出会いがあったんですか?

特に影響を受けたのは、小学校5〜6年の時の担任の先生です。その先生、授業で小6に「TED(クマのR15指定映画ではなく、講演のほう)」を見せてくれたんですよ。中でも、「一人目より二人目がキーマンなんだ」って知った、「ムーブメントの起こし方」という講演がすごく衝撃的でした。

あとは、塾の先生。勉強をとても熱心に教えてくれて、塾が大好きになりました。受験を辞めても応援すると言ってくれて、その器の大きさをとても尊敬しています。

もちろん、社長との出会いも大きかったですね。15歳に正社員として働くチャンスをくれて、すごく感謝しています。これからしっかり還元していきたいです。

友達もいい人ばっかりで、僕って本当に、出会いに恵まれてここまできたんですよ。自分の実力で上がらなきゃいけないのは、ここからですね。

ーー憧れている人や目標にしている人はいますか?

キングコングの西野さんです。僕もああやって、人を巻き込んでいろんなものを作ってみたいです。もともと西野さんのことは、「はねトびの人」ってイメージだったんですけど、著書の『新世界』を読んで完全に西野さんにハマりました。『革命のファンファーレ』を読んだ時には、自分の考え方や価値観がまるでひっくり返されて。そこから、他の著書も読んだりするようになりました。

電車での移動中は、西野さんや堀江さん、落合さんの出ている講演会や、ディベートの動画を観たりもしていますよ。いつか僕も出たいな、と思っています。

ーーこれから挑戦してみたいことはありますか?

仕事の面では、ラジオやテレビに出てみたいですね。喋るのが好きだし、影響力をつけるためにも、もっとメディアに露出して成長したいと思っています。

仕事以外だったら…なんだろう。ボーリングで、カーブを投げられるようになりたいですね。ストレートよりかっこいいから!

悠聖くんの今後の活躍にも注目!

インタビュー終わりに「すみません、つい喋り過ぎちゃいました」と本人が言うほど、熱く想いを語ってくれた悠聖くん。つい半年前まで中学生だったなんて信じられないくらいしっかりしていて、圧倒されました。

本人は「出会いに恵まれてきた」と何度も言っていましたが、悠聖くんの人柄のよさもまた、素敵な出会いを引き寄せているのかもしれません。これからの活躍にも注目です!

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ライタープロフィール

【ナンパじゃないよ】SNSで知り合った新入生の女子に話しかける方法オルカ

社会人ライター。大学時代の飲み会のコールは「るんるんるるん るんるんるるんるん るんるんるるん かーおるんるん」(転調して繰り返し)です。

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