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【この春ニートになるってよ】ママ活大学生の就職論「ママ活はサービス業」

【この春ニートになるってよ】ママ活大学生の就職論「ママ活はサービス業」

Views 06 February 2018 (更新日:
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こんにちは、最近大学生と知り合いたくて仕方がない、ヒモ量産ライターの小諸にしきです。
今回はちょっと変わった“ママ活大学生”に独占インタビューしてきちゃいました。

“パパ活”市場が大きくなり続ける中、とうとう「逆援助」なんて言葉が流行りはじめ、男性がパトロンママを募集する“ママ活”。
奨学金や留学費用の工面に苦しむ苦学生なら、だれでも1度は興味を持ったことがあるのではないでしょうか?

大学4年生にしてインターン先の就職内定を蹴って、春からエクストリームニートになるママ活男子に「ママ活をこなした末に考えついた就職論」について聞いてきました。

ママ活には時間効率の良さがある

名前:K君(仮名)
年齢:23歳(大学4年生)
身長:184cm
Twitter:https://twitter.com/philosotin

――背が高いのに犬系でカワイイ雰囲気ですね。マダム受けよさそう。

よく言ってもらえます。実際ヒモ体質がすごいので後輩にすら飯おごってもらったりすることもあります。でも許されちゃうタイプにゃん。

――(・・・やべえやつだ)
さすが! では早速、まずはママ活の内情が気になります!

ママ活は基本月2、3回くらい、複数のママとやりとりしてました。ママ自体はTinderやTwitterで #逆サポ タグで見つけていて、枕営業もなく割と質のいいママをパトロンにしてましたね。
半日のデートで1回2~3万くらいもらってました。それだけで月10万弱ですから、普通にバイトするより時間効率は全然よかったですね。

――なるほど。デートで3万って援交JKが泣きますね…。ママ活を始めたきっかけはなんだったんですか?

ママ活を始めようと思ったきっかけは、僕の性格の「社会不適合さ」のせいかも。もともと、勉強オタクなのでなるべくアルバイトに時間を割きたくなかったんです。

それまでも主に治験なんかでお金を稼いでいました。治験なら、病室で好きに時間を過ごせますから。

そんな人に引かれる効率主義思考を持ちながら勉強した結果、TOEICスコア955点、貿易実務検定や簿記検定などの実務資格などを在学中に6,7個取得できました。

――TOEIC955点!?なかなかの猛者ですね…。簿記も持ってるなんてめっちゃ手広いじゃないですか…。
大学時の時間の使い方は後の人生を多いに左右しますから、効率よく稼ぐことによって資格のような形に残る結果を残しているのはすごいですね!

そうなんです。ママ活をしようと考えた理由は2つあって、一つ目は治験と同じく「時間効率」がいい仕事だったからです。制限される時間に比べて、もらえる額が大きいので。
もうひとつの理由が、お互いにwin-winだからですね。

実は僕、内定先のインターンでは美容コスメの購入ページを作っていたんですけど…明確なブランド品ではなかったので、リピート購入率がめちゃめちゃ低くて。ある日ふと、「俺がやってること、誰のためになるんだ?」って急に嫌になっちゃったんです。

それからは誰かに必要とされることを仕事にしたいと思っていて。ママ活もそういう意味では“サービス業“としてママから必要とされているしな、と考えました。実際やってみて、今は「ヒモはサービス業だ」と言い切れます。

相手の求める自分を演じて、癒しを与えることに賃金をもらう。ホストやキャバクラだって立派なサービス業で、それと変わらない感覚の“仕事”だな、と思いました。

――ママ活ってダークサイドなイメージだったけど、志望動機や理念がしっかりとしているとすごくちゃんとした職業に感じますね…!

 ママ活してまで勉強した結果、人生の選択肢が増えた

――で、内定も蹴ってしまって、春からはニートなんですよね? ママ活を続けるんですか?

ママ活は履歴書に書けないし、時間効率はいいけど空いた時間で何かを得ないことには、お金以外何も生まないのでもうやりません。

でもインターンしてみて、自分は「普通の社会人には向かないかも」と思いました。だって普通の人、もらった内定蹴ってニートの人生選ばないじゃないですか(笑)。
だからといって僕には、“普通“に就職する、というのがどう考えてもできそうになかったんです。

もし無理して就職したとしても、どこかでガタが来るだろうな。3年生から就活して、卒業とともに就職、というのが日本ではマストになってますけど、僕は選択肢の一つでしかないと思うんですよ。

「ニート」という選択ができたのは、僕がママ活してまで勉強に時間を割いて、人生のリスクヘッジをたくさん用意しておいたからだと思います。

本当にお金に困ったときは、最悪この資格たちで何かしらすぐ働くことができる。そう思えたから、「普通」の選択肢を除外することができたんだと思います。

――ニートになるにも勇気がいりますもんね。空白の時間をうまく過ごせる人じゃないと、ニート期間にガチ病みしちゃいそう。

“後からやり直す”チートボタンを押したいなら、学生のうちに準備しろ

学生生活って人生のうちで一番楽しいと思うし、遊びたい時期だと思います。それはそれでその時しかできないことなので、やったことがない遊びはなんでもやってみていいと思います。

でもその中で、「どう過ごしたら自分にとって得るものが多いか」について、自分の性格と擦り合わせてしっかり考えた方がいいかなと。

サークル、遊び、勉強、恋愛…同じ1時間でも、より多くのことを得られる場で時間を過ごした方が自分にとって価値は多いです。例えば、僕の場合は1年半の海外留学で、遊びも勉強も恋愛も、日本にいる時の3倍速くらいで知識を得たつもりです。

4月から働き始めることに疑問や不安を持っている人、今一度自分の人生をしっかり見つめなおすべきです。3/31まで履歴書に傷はつきませんよ。

――K君、ありがとうございました。ママ活や治験などのネガティブなイメージのアルバイトについてこんなに胸張って話す人、初めて見ました。
ちなみにK君フッ軽できさくな青年なので、面白い人にはネット経由だろうがナンパだろうが積極的に飲みに行ったりするそうです。就職や将来について思うことがある人はぜひK君のTwitterからコンタクトをとってみてくださいね。

■ライタープロフィール

小諸にしき

フリーライター・コラムニスト。女性向けの恋愛・婚活コラムの執筆、シナリオライターとしても活動。恋バナと青春映画が大好きなゆとり世代のマージナルマン。アニメや音楽が好きだったが、今となってはサブカル崩れ。セクシーな女の子も好き。

 

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