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【東京ヤリチン白書:10】内部進学の星・受験組とヤリまくる、天然イケメンおぼっちゃま

【東京ヤリチン白書:10】内部進学の星・受験組とヤリまくる、天然イケメンおぼっちゃま

Views 15 March 2019 (更新日:
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大学は本当に面白いところだと思う。これまで自分は中学高校の都内の友達か、旅行先で出会った海外の友達しかいなかった。
でも大学生になるだけで勝手に日本全国から人が集まってきて友達が増える。自分の価値観も広がる。たまたま席が近くなった友達の家をグーグルマップで見せてもらったら田んぼのど真ん中でびっくりした。どうやって生活しているのだろうか。僕には想像もつかない。

東京ヤリチン白書:10


一人暮らしをしているという友達も多い。掃除洗濯料理とすべて自分でしながら家賃も払っているというから驚きだ。
いま僕がいるこの部屋も、福島から上京してきて今年から一人暮らしを始めたという女の子の部屋だ。ちょっと寒いけど、リモコンも充電器も飲み物を置くテーブルも、手の届く場所になんでもあるのは便利だと思う。

「ねえねえ、さっきから何見てるの?」
先輩からのLINEに返信していると、この部屋の主がのぞき込んできた。
「え? 先輩。今日の夜会おうだってさー。クラブのお誘い」
中高大と一貫校だったから僕のコミュニティは狭い。大学生になっても昔からの繋がりに縛られている。
「えー大智くんもクラブとか行くんだ。私も連れてってよ」
彼女ははしゃぎながら当たり前のように言ってきたけど残念ながらダメに決まってる。そもそも着ていく服が無いだろう。浮いてしまって逆に悲しい思いをするのは彼女だ。

「うーん、今回はダメ。内部の先輩の誘いなんだ。きっと内輪になっちゃうからさ」
「そうやってまた内部、外部って嫌な感じ!!」
何故か彼女は怒ってしまった。その理由がいまいちわからないけど、このまま気まずいのは嫌だ。
「ごめんごめん」
それだけ言ってもう一回抱いたらすぐに機嫌よくなった。女の子はなんとも不思議な生き物だ。(

その夜、先輩に誘われたクラブに行くと見慣れない女の子達がいた。可愛らしい服を着て、キラキラした目でこちらを見ている。
「大智遅いよ! 俺のサークルに入ることになった1女の子たち! 大智も1男だから仲良くなるかなーと思って誘たんだよ」
先輩はフットサルサークルという名の飲みサーの代表をしている。僕も勧誘を受けたが、夏休みに合宿へ行くのが面倒で断ってしまった。夏休みは海外に行きたい。(

「大智くんよろしくー!」
女の子たちはすでに酔っぱらっているのか初対面で馴れ馴れしい。
2人とも学校の近くに一人暮らしをしているらしい。先輩のサークルの他にインカレのイベントサークルに入ろうか悩んでいるという。なんでそんなにサークルに入るのだろうか。

「大智くんサークルは?」
女の子の一人から唐突に聞かれた。
「僕は特に考えてないかなー。今の生活でいっぱいいっぱいで」
毎日付属の友達の誰かしらから飲みの誘いがあり、クラスの新しい友達からもよく誘われる。それに加えてゴルフレッスンや家族との会食もあるから結構忙しい。大学生がこんなに忙しいとは思わなかった。そういえば明日も朝は父親とゴルフに行く約束をしていたから早めに帰らなきゃ。
そろそろ帰るね、と伝えると女の子の1人が付いてきた。

「私も一緒に帰るー! 明日バイトで!」
先輩はもう1人の女の子の方に夢中だ。僕が帰ると言っても特に気にする様子はない。せっかくなので女の子と2人で帰ることになった。

スマホを見ると今朝泊まっていた部屋の主からLINEが入っていた。
『今日は来る? ネックレス忘れてるよ』
そういえばネックレスをしていない。でも取りに行くのも面倒だったので一言
『それあげるよ!』とだけ返しておいた。今日家に行く約束なんてしただろうか?

一緒に帰ることになった女の子の方は慣れないお酒でかなり酔っているらしく、
「ちょっと一人じゃ帰れないかも……」
と言い出した。これは大変。見捨てるわけにもいかなかったので、僕はその子の家の方まで送ることにした。(
六本木から家はタクシーを使えばすぐだったが、彼女と電車に乗った。電車内で彼女は僕の腕をずっと掴んでいた。

彼女もまた小さな家に住んでいた。失礼だとは思いながら思わずキョロキョロしてしまう。
彼女は倒れるように自分のベッドに寝転び、僕の腕も引っ張ってきた。
そうされれば放っておけるはずもなく、そのままヤルことにした。気持ち悪かったはずの彼女はかなり積極的で驚いた。

明日のことを考えるとさすがに泊まるわけにもいかないので、彼女が寝ている間にタクシーで帰ることにした。
スマホにはさっき先輩と盛り上がっていたはずの女の子からLINEが入っていた。
『先輩ちょっとしつこくて困っちゃった……大智君、今度また飲も! 話聞いて><』
盛り上がっていると思っていたから意外だった。なんで嫌だったのか興味がある。さっそく女の子と2人で会う約束をした。(

解説!! ヤリチンテクニック

)揉め事が嫌い。イケメン故の抱いて黙らせる作戦でこれまで修羅場を潜り抜けてきた。
)ギラついていないので、1男特有のダサさがない。大学生1周目とは思えない余裕。
)かなり優しい。普通は見捨てるがこういった場面で女の子に優しくすることで女の子に「気があるかも」と勘違いさせている。
)天然なので、純粋に女の子の誘いに乗ってしまう。あれこれ考える前に行動がヤルための肝に。

ヤリチンプロフィール:10

名前:大智(だいち)
経歴:経営者一家に生まれ、実家が青山にある猛者。幼稚園からオール私立。中学受験をし、見事大学付属の名門校に進学。高校時代から夏休みの度に短期留学をしていたので英語は得意。父の趣味で中学生の頃からゴルフをしている。サロモや読モにもスカウトされることはあるが芸能界に全く興味が無いのですべて断っている。

趣味・特技:海外旅行、ゴルフ
特徴:ナチュラルボーンで金持ちなので逆に嫌味が無い。ルックスと掴みどころのない性格から、女子からはとにかくモテる人生を送っていた。内部生の先輩や友達からもイケメンの頭数としてよく遊びに誘われる。本人はその意図や、自分の育ちが特殊ということに全く気が付いていない天然。

 

前回の東京ヤリチン白書!

【東京ヤリチン白書:09】18歳でのヤンキーデビュー。過去のコンプレックスを帳消しにする成人式でのヤり方。

ライタープロフィール

【ビッチ出没中】あなたにピッタリな新歓ビッチを探せ!


エミチャンカパーナ

男子高校生大好き、ジャニヲタOLは過去形で現在は双子のママに。
ジャニヲタと8号車の二足の草鞋

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