【趣味が欲しいあなたに】初めてのスケボー講座

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「趣味は何ですか？」。自己紹介の場や新しい人と出会ったとき、この質問に困ったことはありませんか？

そんなあなたにオススメしたいのがスケボー！
今回は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の影響を受け、撮影現場にもスケボーで登場することも多々有るりょーがが先生となって歳生にレクチャーします。

 

まずは服装から！

これはNGパターンの服装。
スケーターファッションという言葉もある通り、スケーター御用達のブランドがあるのは確か。しかし初心者はここに気をつけたい。
りょーが曰く、「スケボー初心者が、シュプとか着てるとバカにされる可能性があります！」
汗もかくし汚れるので、Tシャツにパンツ、これだけでOKなんです！

ちなみに靴はスケボーをやっているとボロボロになるので、ブランドものでテンションを上げるものいいけど、最初は傷がついてもいい靴で！　とのこと。

「すぐボロボロになっちゃうんです」というりょーがのスケボー用の靴。
▲にしてもボロボロすぎじゃない？

軸足の決め方

スケボーに乗るときは、利き手と同じように利き足を決めましょう。
写真のように後ろから背中を押してもらい、最後にブレーキをかけて止まったほうを軸足に設定すると○。
この場合、歳生は左足ということになります。

立つ位置

デッキと言われるボードの上では、重心を取りやすい立ち位置があります。
軸足(前足)は、デッキ上にある４つのボルトの後ろ２つが隠れるくらい。反対側の足は、４つのすぐそばに置くようにしましょう。

初心者が覚えたい3つのテク！

１　プッシュ

まずはじめに覚えたいのは、プッシュ。その名の通り、足をプッシュして前に進むことを言います。
後ろ足で地面を蹴り前進する動作で、スケボーの基本とも言われています。
よく街でこの動作をしながらスケボーをしている人、見かけますよね。
はじめのスピードはゆっくりでいいので、慣れてきてスピードの緩急をつけられるようになるまで練習しましょう。

 

２　チックタック

プッシュに慣れてきたら、次はノーズと言われるスケボーの頭の部分を左右に振りながら前進していくチックタックをマスターしましょう。
このジグザグ動作自体を普段使うことはないですが、スケボーの様々な動きに慣れるための非常に重要なステップです。
また、これができれば街角などのカーブもできるようになりますよ！

やり方は、重心はボードの真ん中を意識しながら、上半身を進行方向に向かってひねります。
そして、テール(スケボーのお尻となる部分)を踏み、ノーズを浮かせたら、今度は逆サイドに向かって反動をつけながら身体をひねる、の繰り返しをしましょう。
(バスケでいうとピポッドみたいな感じ)

チックタックができるようになったら、膝を屈伸しながら前に蹴るようにして伸ばすことで進む、以下の動きもできるように練習してみてください。

３　ランニングプッシュ&ブレーキ

ここまでできるようになったら、より街で実践しやすくするためのランニングプッシュを覚えましょう。
最初のプッシュは、ボードを地面に置いてスタートしましたが、今度はちょっと勢いをつけて走ってきながらプッシュに移ります。

ポイントは
・上から落としすぎないこと
・地面に沿わせるように落とすこと
の２つ。

早速、歳生も実践してみました！

ちょっとまだボードが跳ねてしまっていますが、もう少し地面に置くようにボードを落とせばスムーズに乗れそうですね！

そして止まる時に重要なブレーキのかけ方ですが、重心をテールにかけ地面にお尻を引きずるようにして止まるのがベスト。

最初は、友達に補助してもらいながらやると感覚をつかみやすいですよ。

これができたら楽しい！　オーリー

基本トリックを一通り習得できたら、次はいよいよオーリーにチャレンジしてみましょう！
段差を越えるために必要な動作で、これができたら移動する時もスムーズになります。

りょーが：オーリーができたら、スケボーが滑る→移動する手段に変わります！
段差があっても乗ったままで大丈夫なので、６割り増しで楽しくなりますよ！　そして、スケボーを辞める人、続ける人に分かれるのもココです。

オーリーは、簡単に言うならばテコの原理。
後ろ足の親指周辺に力を入れて、テールを蹴りましょう。
ボードが斜めに浮かんだら、身体と一緒にジャンプ。その後、前足を先端のノーズ部分までスライドさせ一旦ボードを水平にしてから、刺すようにして押さえ込み着地します。
横から見た図はこう。

初心者の人ができるようになるまでには、１ヶ月ほどかかるとのこと。
言葉で説明すると少し難しいですが、練習あるのみです！

最初は、このようにフェンスに掴まりながらやると動きの感覚をつかみやすいそう。

 

以上がスケボーをやる時に覚えたい基本の３動作と、これができたら楽しい！　オーリーについての紹介でした。
ボードは安いもので5000円ほどで手に入れることができるので、以外と初期費用は安く始めることができます。

りょーが：スケボーはぶっちゃけ、技ができたら嬉しいとかそういう自己満足です！
でも、達成感がめちゃめちゃあるので、趣味を探している人にオススメ！
家からコンビニとか移動がかなり便利ですよ。

最初はケガするというかよく転んじゃうと思うのですが、「転んだ数だけ上手くなれるよ」の法則なので、ぜひ傷の勲章を作ってその先の楽しさに出会ってみてください！

モデル／りょーが、今福歳生
撮影／saru